客家は12月17日、「会議の無駄」に関する調査結果を発表した。調査は12月2日〜4日、従業員数30~100人の中小企業の経営者326名を対象にインターネットで行われた。

  • 経営者が思う企業の会議の無駄

    経営者が思う企業の会議の無駄

「あなたの企業の会議の無駄だと思うこと」を教えてもらったところ、1位「会議の目的が明瞭でない」(35.9%)、2位「定められた時間をオーバーする」(30.4%)、3位「決定すべきことが決まっていない」(30.1%)という結果に。具体的には、「報告ですむような議題が多い」「話が脱線する」「聞くだけの会議」「トップの方向性がない」といった声があがった。

  • 企業の売上・生産性を向上させるために会議を改善していきたいと思いますか?

    企業の売上・生産性を向上させるために会議を改善していきたいと思いますか?

続いて、「あなたの企業の売上・生産性を向上させるために会議を改善していきたいと思いますか?」と尋ねたところ、80.7%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答。

改善していくにあたりどのような障壁があるかを聞くと、「売上に直結しないため後回しになる」(28.9%)、「改善する方法がわからない」(28.5%)という声が多く、次いで「会議改善のための人員がいない」(25.9%)、「会議改善のための時間ない」(24.0%)と続いた。

最後に、「会議の改善で生産性・売り上げを向上するためのプロの会議のマネージメントコーチに興味はありますか?」と質問すると、42.7%が「(非常に+やや)興味がある」と回答した。