MMD研究所は12月17日、「2021年12月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」の結果を発表した。調査は11月15日~17日 、スマートフォンを利用している18歳~69歳の男女3万6,006名(無料期間のある楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)を除く)を対象にインターネットで行われた。
利用しているスマートフォンの通信契約をしている通信会社に支払っている通信の月額料金を把握しているのは76.5%。端末を分割払いしていると回答した人は67.2%。
利用しているスマートフォンの通信料金について、支払っている月額料金を通信サービス別に聞いたところ、平均月額料金は「大手3キャリアユーザー」(1万6,119名)が8,471円、「オンライン専用プランユーザー」(2,025名)が6,345円、「サブブランドユーザー」(3,937名)は4,673円、「MVNOユーザー」(2,940名)は3,841円となり、2020年10月調査と比べて、「大手3キャリアユーザー」は2,475円、「サブブランドユーザー」は1,928円、「MVNOユーザー」は2,618円減少していることがわかった。
続いて、通信会社に支払っている通信(データ通信+通話代)の月額料金を聞いたところ、「大手3キャリアユーザー」は平均4,638円、「オンライン専用プランユーザー」は平均3,084円、「サブブランドユーザー」は平均2,340円、「MVNOユーザー」は平均1,544円という結果に。
また、月々に支払っている端末の割賦料金については、「大手3キャリアユーザー」は平均3,833円、「オンライン専用プランユーザー」は平均3,261円、「サブブランドユーザー」は平均2,332円、「MVNOユーザー」は平均2,297円となった。
次に、現在契約しているデータ容量プランを教えてもらったところ、それぞれの最多は、「大手3キャリア」が「小容量(1GB以下~7GB)」(51.4%)、「オンライン専用プラン」は「中容量(8GB~30GB)」(75.1%)、「サブブランド」は「小容量(1GB以下~7GB)」(64.6%)、そして「MVNO」が「小容量(1GB以下~7GB)」(77.5%)だった。