JR北海道は、2022年3月12日に実施するダイヤ改正で、利用の少ない7駅を廃止すると発表した。函館本線の池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅、石谷駅、本石倉駅、花咲線(根室本線)の糸魚沢駅、宗谷本線の歌内駅が廃止となる。

  • 函館本線の普通列車

  • 流山温泉駅に設置されていた新幹線200系(2009年撮影)

同社は今年9月の社長会見にて、計7駅を廃止する方向で関係自治体と協議中と説明していた。駅廃止による経費節減効果は約1,000万円とのこと。

廃止される7駅のうち、5駅が函館本線の函館~八雲間にあり、七飯町内の池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅は3駅とも「砂原支線」と呼ばれる大沼~森間の海側に設置された支線の駅だった。流山温泉駅は2002(平成14)年4月開業の比較的新しい駅で、かつて駅前広場に新幹線200系(3両)を設置していたことでも知られたが、開業から20年で廃止されることになった。