タメニーは12月16日、「年末年始の帰省」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は11月26日〜12月4日、親元から離れて生活している都市部在住の20歳〜39歳の未婚男女を対象にインターネットで行われた。
まず、調査対象者1,140人に、今年の年末年始の帰省予定について質問。すると、38.1%が「年末年始に帰省する予定」、14.8%が「まだ決めていないがたぶん帰省する」と回答し、計52.9%が年末年始に帰省する予定である事が分かった。
居住都道府県別で見ると、「帰省する予定」との回答は東京都で53.9%、大阪府で47.7%だった。また、愛知県は59.0%、福岡県は61.6%と、他の都市に比べてわずかに高くなっている。
同質問で「帰省はしない予定」「まだ決めていないがたぶん帰省しない」と答えた人にその理由を聞いてみたところ、「コロナ対策で自粛」(38.0%)が最多となり、次いで「仕事のため」(22.5%)が続いた。
次に、実家に帰省していない期間について尋ねたところ、 18.3%が「〜2年」、9.3%が「それ以前から帰省していない」と回答。計27.6%が1年以上実家に帰省していない事が分かった。一方で、「〜1ヵ月」(20.4%)や「コロナ禍でも変わりなく帰省している」(5.3%)という回答も見られた。
居住都道府県別では、1年以上帰省していない人の割合は東京都で31.9%、大阪府で22.6%だった。また、千葉県が最も高く、36.4%となっている。
コロナ禍を理由に家族から帰省しないように言われた事があるかどうかについて聞いてみると、9.8%が「帰省しないように言われている」、20.6%が「以前に言われたことがある、言われていた」と回答した。「むしろ自分から自粛している、していた」という人も24.1%存在した。
親元から離れて生活していることに不安を感じる事があるかどうか尋ねると、11.8%が「不安に感じている」、27.6%が「不安に感じることがある」と回答。合わせて39.4%が不安を感じる時がある事が分かった。
今度は、調査対象者600人に、実家、親元の近くで働きたいと思うかどうか聞いてみた。すると、「実家、親元の近くで働きたい」が14.2%、「できれば実家、親元の近くで働きたい」が23.2%となった。
続いて、実家や親元の近くに住みたいかどうかについても尋ねたところ、11.2%が「実家、親元の近くに住みたい」、25.7%が「できれば実家、親元の近くに住みたい」と回答。合わせて36.9%が実家、親元の近くに住みたいと考えている事が分かった。