円谷プロダクションによる参加型オンラインライブアトラクション『INTO THE STORY ウルトラマントリガー 超古代の秘宝/扉をひらく物語』が12月18日に配信された。「扉をひらく物語」ではウルトラマントリガーに変身するマナカ ケンゴ役・寺坂頼我が生出演し、視聴者と双方向コミュニケーションを行った。
「INTO THE STORY」とは、視聴者が画面上に現れる選択肢からいずれかを選ぶことでストーリー展開が変わったり、戦闘中にウルトラマンの危機を伝える、ウルトラマンにエネルギーをチャージするといった役割を果たす「ギフト(無料)」を送ったりできる、オンラインライブアトラクションのこと。『ウルトラマントリガー 超古代の秘宝』は3つの物語で構成され、第1話となる「扉をひらく物語」ではマナカ ケンゴ役の寺坂頼我が出演した。ケンゴは画面横に出るコメント欄の名前(ニックネーム)やメッセージを読み上げてリアクションするなど、リアルタイムならではのやりとりを披露している。
本編に向かう前の「練習」として、調査艇の中でケンゴは「カップラーメン」を食べるか「カップ焼きそば」にするかを視聴者に選んでもらった。結果はすぐさま画面に反映され、得票率が数字で示される。選択結果によって、ケンゴやウルトラマントリガーの次の動きが決まるという今回の仕組みがわかりやすく、楽しく説明された。
火星で新たに見つかった超古代の遺跡を調査しに向かったケンゴは、遺跡の前で以前に戦ったことのある宇宙海賊バロッサ星人の同族と遭遇した。トリガーはバロッサや怪獣ゴルバーとの争いの中で遺跡の扉を開けるヒントをつかみ、「地球人の意志」の協力を得て中に入ることができた。地下室で謎の石板を見つけたトリガーだが、その前に闇の巨人が立ちはだかり、石板を渡せと襲いかかってきた!
時間の流れを巻き戻す、不思議な「時の石板」は、突如現れたジャグラス・ジャグラー(魔人態)の剣で3つに割られたが、その欠片はカルミラ、ダーゴン、ヒュドラムがそれぞれ持ち去ってしまった。石板の力を使って3000万年前に戻り、世界を闇に包み込もうと企むカルミラたちを阻止すべく、トリガーは石板の欠片を取り戻す戦いに挑んだ。まず1枚目はダーゴンから奪い返すことができた。残る2枚のかけらはどこにあるのだろうか――。
「扉をひらく物語」は18日の12:00、14:30、16:30、19:00と4回公演され、そのすべてにケンゴ役の寺坂頼我が生出演する。2022年1月8日公演の「闇に染まる物語」にはジャグラー役の青柳尊哉、1月9日公演の「未来を願う物語」には『ウルトラマンZ』のナツカワ・ハルキ役の平野宏周の生出演が決まっている。超古代の遺跡をめぐるウルトラヒーローと闇の巨人との戦いの物語を、ぜひとも“体感”していただきたい。
(C)円谷プロ