ビースタイルグループは12月16日、「家計と収入の増やし方2022年」をテーマとした調査結果を発表した。調査は11月17日~24日、同社運営サイト「しゅふJOB」に登録する主婦・主夫層520名を対象にインターネットで行われた。
2022年の家計を予想してもらったところ、10.2%が「ゆとりができそう」と回答。「今年よりも仕事の時間が増やせる」「子どもの受験が終わる」「夫の昇給」「家賃収入が発生するようになった」「コロナで無駄を排除することができるようになった」といった声が寄せられた。
一方、「苦しくなりそう」と回答した人の割合は50.2%。具体的には、「夫が定年になった」「物価の高騰が続く中で、収入は増えず」「コロナにより解雇された」「子供の教育費が年々増えている」「時短で給料が減った」「一度下がった給与が戻るまでには時間がかかりそうだから」「夫が旅行業で給与減額やボーナスカットが続いていて、不足分に当てていた貯金もここ2年で急激に減り、補填できなくなるから」といったコメントが寄せられた。
また、世帯年収別に比較すると、世帯年収500万以上の世帯では「苦しくなりそう」という回答が42.7%だったのに対し、世帯年収500万未満の世帯では64.2%にのぼった。
本業以外で収入を増やすために、どんな方法を選択するかを聞いたところ、「ポイントためる」(41.9%)や「副業(委託・請負)」(41.2%)が上位に。世帯年収500万以上の世帯と世帯年収500万未満の世帯との差が大きかった項目をみると、世帯年収500万以上の世帯では「副業」を選択する人が多く、世帯年収500万未満の世帯では「金融商品の売買」が多い結果となった。