TBSで26日、『ビートたけしの公開!お笑いオーディション』(24:58~25:58)が放送される(※一部地域を除く)。このほど収録が行われ、MCのビートたけし、サブMCの伊達みきお(サンドウィッチマン)、塙宣之(ナイツ)が感想を語った。
年末恒例となった同番組は、『キングオブコント』や『M-1グランプリ』をはじめ、今年活躍した芸人たちがTBSに集結し、MCのビートたけしにネタを披露するもの。たけしが本気で芸人のネタをみる貴重なネタ見せ番組で、ブレイクを果たした芸人でも、たけしが面白くないと判断した時点でネタが即強制終了する厳しいゴングショーだ。
今回は、サブMCとして『M-1グランプリ』の覇者で漫才師&コント師でもある伊達みきおと、漫才協会の副会長で『M-1グランプリ』の審査員を務める塙宣之の参加が決定。今年は芸人たちのネタをたけし、伊達、塙の3人でジャッジする。
また、同番組ではネタ見せ後にたけしが評価するが、その厳しくも優しい内容が“格言”のようだと話題に。番組とあわせてたけしの“格言”にも注目だ。
収録後に3人が収録の感想や番組の見どころを語った。
――収録を終えての感想をお願いします。
ビートたけし(以下、たけし):すごく楽しかったね。あと2人ともツッコミがすごいから、今回はすごく楽だった。俺が言いたいことを全部フォローしてくれたから、労力も少なくて面白かった。今回の放送をきっかけにレギュラーに持っていって、楽してギャラをもらいたいね。
伊達みきお(以下、伊達):夢のような時間でした。たけしさんが隣にずっといらっしゃるというのが自分の中では意味分からない状態でしたけど。収録は楽しかったんですけど、急に番組が始まって急に終わったのも面白かったです。
塙宣之(以下、塙):本当に夢のようでうれしいです。たけしさんは時事ネタも芸人もほとんどご存知だったのですごいなと思いました。お忙しいなかでいつそんな量の情報を収集してるんだろうかと思いました。
伊達:たけしさんの手元には芸人の資料が無いんですけど、ほとんどの芸人をご存知なんです。たけし:偉いね! 自分を褒めてあげたい。
――今回の特番の見どころは?
たけし:まだ世に出ていないような芸人も出てくるんだけど、いろんな芸があって、こんなおかしいやつがまだまだいるんだっていうのが面白いよね。この中からスターになるやつも出てくるかもしれないし。あと2人が的確にお笑いについて教えているのが見てて面白かったね。
塙:今回は組数が減って何回もネタを見ることができたのも良かったなと思います。
伊達:16組くらいがちょうどいいかもしれないですね。
たけし:何回もやらせてよかったな。去年まで幕が上がってはすぐに下ろして、ネタがあまり出来ずに俺を恨んで帰っていく芸人も多かったと思うから(笑)。
伊達:5秒とか10秒で帰っていくような芸人も多かったですからね。でもみんな、たけしさんに会えるというだけでもとても貴重な経験だったと思います。
塙:今回、どうしたらいいんだろうという言葉もいっぱい飛び出していたので、どんな放送になるか気になりますけどね。でも今日で終わってもいいかという気持ちでやりきりました。そのために今日生きてきたようなものだと感じました。
たけし:あいつらにもっと頑張ってもらって、この番組をレギュラー化して、来年も食いつないでいこう(笑)。
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