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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター、WEBライター、ブロガー:ホリカワ ダット
WEBライター、ブロガー、元注文住宅の営業マン。高気密高断熱を得意とする建築会社の勤務経験を活かし「家探し」や「家づくり」のノウハウをわかりやすく解説。「インテリアコーディネーター」や「1級カラーコーディネーター(商品色彩)」などの資格保有。京都と滋賀の地酒をこよなく愛し、毎晩日本酒で晩酌するのが趣味。
お葬式や法要、茶道などで長時間正座していると足が痺れる人は、正座椅子を使ってみましょう。足にかかる体重が分散され、正しい姿勢をキープしやすくなります。本記事では、正座椅子の選び方とおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
正座椅子とは
正座椅子とはその名のとおり、正座するときにサポートしてくれる椅子やクッションのことです。足が痺れたり痛くなったりと、長時間正座を続けることに苦痛を感じる方も多いのではないでしょうか。
正座椅子を使えば体重を椅子部分に分散することができるので、楽に正座の姿勢を続けることができます。急な法要などに備えて、事前に準備しておくといいでしょう。
■しびれや長時間の正座対策に
法要などで長時間正座を続けて足がしびれてしまったけれど、多くの人が集まっているためなかなか足を崩すことができない、というような経験がある方におすすめなのが正座椅子です。
正座椅子を使用することで足にかかるはずの体重が椅子に分散され、かんたんに正座を続けることができます。普段正座をする機会が少ない人も、いざというときのためにマナーとしてひとつ持っておくといいでしょう。
正座椅子の選び方
それでは、正座椅子の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】タイプ
【2】サイズ
【3】脚の形状や耐荷重
上記の3つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
正座椅子の形や素材は商品によって異なります。使用シーンや好みによって種類も変わるため、しっかりチェックしましょう。
▼椅子タイプ:安定感抜群で正座の姿勢を維持しやすい
座面に足のついた椅子タイプは、正座椅子のスタンダードな形です。高さの低い椅子のような見た目で、座面の下に足を入れて使用します。
座った形がしっかり正座をしているように見えるので、フォーマルなシーンでも使いやすいのがポイント。体重を座面でしっかり支えることができ、安定しているものが多いため、迷ったら椅子タイプを選ぶといいでしょう。
▼クッションタイプ:豊富なデザインで日常使いにピッタリ
足でクッションを挟みながら座るのが、クッションタイプです。正座椅子としてだけでなく、枕や座布団として使え、使い勝手がいいのが特徴です。
形やデザインのバリエーションが豊富なのもポイント。部屋の雰囲気に合わせて、自分好みのものを見つけることができるでしょう。法要などには向きませんが、日常使いとしてはぴったりの正座椅子です。
▼背もたれ付きタイプ:長時間の正座でもらくらく
背もたれの付いた正座椅子は、スタンダードな椅子タイプよりも安定感があるのが特徴。背もたれがあることでらくに姿勢をたもつことができるので、長時間正座をする場面にも使いやすいタイプです。
背もたれの大きさや高さが商品によって異なるので、自分の体の状態や使い方の好みに合わせて、しっかりチェックしておくといいでしょう。
▼折りたたみ・携帯タイプ:小さく収納でき、持ち運びしやすい
折りたたんで収納できるタイプは、使用しない日にコンパクトにしまっておけるので人気となっています。法要など特別な日にしか使用しない家庭におすすめです。
サイズが小さい折りたたみタイプの正座椅子のなかには、携帯できるものもあります。自宅だけでなく外出時にも正座椅子を使う予定のある方は、合わせてチェックしておきましょう。
【2】自分の体や使う状況に合わせてサイズを選ぶ
正座椅子を使用する人の体格や使用する場所などによってサイズを選びましょう。
▼高さ:座面の下に足を入れられるかどうか
椅子タイプの場合は、座面の下に足を入れて使用するため床から座面までの高さが重要になってきます。両足を入れられる空間があるか、購入前に確認が必要です。
また、法事や集会など正座をしている人たちの中で使う場合、椅子を使うことで自分だけ目線が高くなることを気にする人もいるかもしれません。
正座椅子のなかには、高さがあるものや自分で調節可能なもの、コンパクトなものまで種類が豊富です。自分の体や使う状況に合ったサイズかどうか確認しましょう。
▼幅:40~50cmあると長時間快適に座れる
正座椅子に長時間座る場合は、座面が広い方が体圧が適正に分散され、お尻が痛くなりにくいです。幅が40~50cm程度あるワイドタイプであればゆったりと快適に座れるでしょう。とくに体格がよい人は、座面が広いものを選んだほうが安定して座れます。
また携帯タイプの正座椅子だと、座面が小さくて安定しにくかったり、長時間の座位が苦痛になったりすることがあります。安定感を求めるのであれば、最低でも幅が20cmある正座椅子をチェックしてみてください。
【3】安心して座るために脚の形状や耐荷重をチェック
正座椅子を安心して使うためには安定感の有無は重要です。しっかりとした脚の形状や耐荷重が条件に満たしているかどうかを確認しましょう。
▼脚が2本あるもの、接地面が広いものは安定感ばつぐん
軽量な携帯タイプの正座椅子などは、座面を1本の脚で支えるものもあり、人によっては不安定に感じることも。安定感をいちばんに重視したい人は、脚が2本のものや、床との接地面が広いものがよいでしょう。
▼耐久性・耐荷重を確認して安全に使う
普段使用する椅子のように、正座椅子にも耐荷重が設定されている場合があります。コンパクトで軽量な製品が多いため、体の大きな人は購入前に耐久性・耐荷重をしっかりチェックしておきましょう。
耐荷重を超えて正座椅子を使用すると、故障したり、そこから怪我に繋がったりする可能性があります。耐荷重の設定がある場合は、きちんと守って使用するようにしてください。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
腰への負担と足のしびれが軽減できるものを選ぼう
正座椅子は、座面の下に足を入れるタイプと両足で挟み込むタイプに大別できます。自分の体に合い、足のしびれが軽減できるほうを選びましょう。
用途に合わせて、機能的なバリエーションにも注目してください。背もたれが付いていると、後ろへの転倒防止や腰の負担軽減が期待できます。
アームがあると立ち上がりやすく、高さ調整ができると共有に便利。折り畳みタイプは収納や携帯性にすぐれています。
人気メーカー・ブランドの特徴
どの商品を選べばいいか迷ったときは、メーカーで選んだり、実店舗で自分の目で確認したりするといいでしょう。
豊富なデザインが魅力の「SOLCION(ソルシオン)」
おもしろアイデアからさまざまな便利商品を生み出している「SOLCION」。アウトドア用品から生活雑貨まで、ポップで使いやすいアイテムが揃っているのが特徴です。
SOLCIONは正座椅子も普通とは趣が異なっています。SOLCION定番の正座椅子は、薄型で運びやすいのに丈夫なのがメリット。ほかとは違うアイテムを求めている方におすすめです。
幅広いタイプを展開している「Emoor(エムール)」
布団やマットレスなど、国内の寝具メーカーとして人気の「Emoor」。おしゃれなクッションや座椅子など、生活家具の商品も多く取り揃えています。
日本製にこだわったEmoorの正座椅子は、和風デザインのカバーにそばがらを詰めています。ただおしゃれなだけでなく、機能性やこだわりを追求した商品が多いのもEmoorの特徴です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)