アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也、A.B.C-Zの河合郁人、Hey! Say! JUMPの八乙女光、7 MEN侍/ジャニーズJr.の中村嶺亜がこのほど、日本テレビ系スポーツバラエティ特番『ネオコロッセオ』(22日19:00~)の取材に応じ、番組の見どころなどを語った。
亀梨を筆頭にジャニーズメンバーが、この夏日本中に感動を与えたアスリートとの真剣勝負に挑む同番組。岩本照(Snow Man)と田中樹(SixTONES)は、東京五輪銀メダリストの野中生萌選手とクライミング対決。八乙女光(Hey! Say! JUMP)と河合郁人(A.B.C-Z)は、東京五輪銅メダリストの武藤弘樹選手とアーチェリー対決。中村嶺亜(7 MEN侍/ジャニーズJr.)は、女子ストリート金メダルを獲得した西矢椛選手とスケートボード対決。吉澤閑也(Travis Japan/ジャニーズJr.)、猪狩蒼弥(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、藤井直樹(美 少年/ジャニーズJr.)、元木湧(少年忍者/ジャニーズJr.)は、東京五輪銀メダルの日本代表・林咲希選手とバスケットボール対決をする。
ジャニーズメンバー4人のコメントは、以下の通り。
――番組の見どころを教えてください。
亀梨:今年は僕自身も東京オリンピックを取材させて頂きましたが、スケートボード、サーフィンなど新たな競技の認知度・魅力も一気に広まり、まさにスポーツ新時代が始まったと思いました。そんな時代に放送する番組であり、我々もガチで挑みます。その中でアスリートのみなさんの凄さを伝えていくのはもちろんですが、ジャニーズメンバーが汗をかきながら勝負に挑む、そのプロセスも楽しんで頂けるところがこの番組の大きな見どころだと思っています。
――亀梨さんはどのような立場で参加されますか?
亀梨:僕は、ジャニーズメンバーにこれまでどおり優しく寄り添い、アスリートのみなさんの凄さを伝えるべく頑張ります。ジャニーズ歴も23年になりますし、「Going! Sports&News」のキャスターとしても10年以上取材させて頂いているので、そういった大きな繋がりをもってお届けできたらと思います。
――メダリストとのガチ対決とは?
亀梨:今回は「一点集中特訓」作戦と題しまして、4つの競技それぞれで、ある一点に特化した練習を各々にしてもらい、アスリートとガチ対決をさせて頂くレベルまで特訓するというのが大前提にあるので、僕自身も期待しています。
――どのようにメンバー構成されましたか?
亀梨:僕自身、番組を通して後輩の特技を知ったり、スタッフさんから情報をもらい、逃げずに正面から挑むことが出来る選りすぐりの、ガチで戦えるメンバーを選ばせて頂きました。
――本日のご出席の3人のメンバーについての印象は?
亀梨:まず、河合くんと八乙女くんとは、僕がジャニーズJr.の頃からの長い付き合いなので、彼らが持っているポテンシャルはよく見ています。河合くんには、今回はジャニーズきっての応援団長として、バラエティ班としての伸びしろを期待しています・・・(笑)
河合:いやいや、全く面白いことを言わずに、やりましたから!
亀梨:では河合くんから説明を。
河合:五輪種目のアーチェリーは70mの距離を平らな場所で矢を飛ばすのですが、僕が挑戦したフィールドアーチェリーは、山の中で自然の中のいろいろなところに的があり、距離や高低差が異なる中、いかに真ん中を狙って矢を飛ばせるかということをたくさん練習して、試合に挑みました。うち上げやうち下ろしなど複数のコースがあったので、僕と八乙女で得意なコースをそれぞれ、集中的に練習をしました。ぶっつけ本番では難しいコースだったので、そこは一点集中で練習を重ねました。
――対戦する銅メダリストの武藤弘樹選手にとっても難しいコースだったのですか?
河合:武藤選手も驚いていました。
八乙女:そうですね。少し地面が凸凹しているだけでも、「ちょっと違うな」と動揺されていたと思います。
――苦労した点はありましたか?
河合:練習の時から心拍数を測る装置を腕につけて、いかにメンタルが冷静でいられるか、心拍数が乱れないかという練習をしました。コントロールが難しかったです。
亀梨:木村(拓哉)先輩のモノマネしているときは相当心拍数が高いのでは?
河合:実は今回、木村さんのモノマネで矢を打ったんですよ。放送されるか分からないですが…
亀梨:そういう番組じゃないからね!ガチだから。
河合:練習の時だけですよ。亀梨くんのモノマネの時はすごく良いところに飛んでいったんです!やっぱりジャニーズって凄いなと思いました(笑)
八乙女:僕は下を狙う、うち下ろしを一点集中したのですが、フィールドアーチェリーの中でも最も難しいルールがあって、そこは放送を楽しみにして頂きたいのですが、それを練習するのがかなり辛かったです。2週間ぐらい、山の中で早朝練習をしていました。試合当日も朝5時集合で早かったです。
――お二人のアーチェリーのセンスは?
八乙女:僕は照準を合わせるのが得意でしたし、河合くんは練習を重ねるにつれて弓のコントロールがどんどん上達していったりと、お互い得意な部分があったので、2人ともアーチェリーのセンスはあった方だと思います。
亀梨:収録後に河合くんから、「期待していてください。ガチでやってきました」という言葉を聞いたので、ここではふざけなかったみたいです。
河合:一度スタッフさんに「モノマネでやってください」と振られたのですが、「そういうのじゃないんで」と、ガチの勝負だったので初めて断りました(笑)
――中村さんは生放送でスケートボード対決ですね。
中村:小学3年生からジャニーズに入る6年生くらいまで、本格的にスポーツとしてスケートボードをやっていまして、大会では3回優勝しました。僕が今回対決するのは、東京五輪女子ストリートスタイルで金メダルを獲得された西矢椛選手です。スケボーの中でも「オーリー」と言って、板と一緒にジャンプする基本的な技があるのですが、それで高跳びのように、バーの高さを競う「オーリーバー」での勝負となります。スケボーの実力は西矢選手には叶わないのですが、フィジカル的なジャンプ力に関しては僕もあるので、今回はオーリーという技を一点集中特訓で練習して、ジャンプ力が勝敗を分けるところまで持っていければ、光は見えるんじゃないかなと思います。
亀梨:オリンピックを視野にスケボーをやっていて、グループ名が「7 MEN 侍」ですから!
中村:亡くなったジャニーさんがオリンピックを意識して、日本を代表する「侍」というワードを入れて作ってくれたグループ名なので、今回オリンピックに関連したスポーツ番組に参加できてうれしいです。
河合:中村くんがジャニーズJr.に入った時、ジャニーさん、すぐにスケボーに注目していたもんね。
中村:スケボーをステージ上でやらせてくれたのがジャニーさんでした。
河合:A.B.C-Zのデビュー曲のミュージックビデオでもステージ上でやってたよね
亀梨:一番目立ってた!スケボーする子がデビューするんだなと思った(笑)
河合:いえ、そっちじゃない、そっちじゃない!
――どのくらいの高さを跳ぶのですか?
中村:放送前なので、数字では言えないのですが、1カ月間ぐらい練習し、20㎝以上記録が伸びました。ジムにも行って、ジャンプ力を上げるために足の指のトレーニングなどを行いました。今までやったことがないトレーニングでしたが、どんどん跳べる高さが上がっていきました。
亀梨:河合くんも週5でジム行っていたと噂で聞きましたけど?
河合:そうですね、「事務作業」はしていました(笑)
――でも生放送での対決は緊張しますよね?
中村:ステージなどの本番前というよりは、スケボーの大会前とか思い出す緊張感なので、ジャニーズになる前のスケーターだった頃の自分を思い出して戦いたいなと思います。
――残りの2競技については?
亀梨:バスケットボールは、ジャニーズJr.の子たちが躍動してくれていますし、スポーツクライミングは、SixTONES田中樹、Snow Manの岩本照が必死に練習してくれています。練習の模様も拝見しましたが、上達のスピ―ドも早く、戦う気持ちが前面に出ていました。クライミングは野中選手との対決ですが、プラスαで、SixTONESとSnow Manの良いライバル関係の中で、一緒に練習を積み重ねられたのも2人にとってよい時間だったのではないかと思っています。
今回、ジャニーズメンバーのみんなも真剣に取り組んでくれているので、対決も見て頂きたいですが、彼らがどう成長し、どう本番を迎えるかという部分も大きな魅力になっていくのではないかなと思います。だからこそ、アスリートの方たちが日々、どれだけ大変な練習を積み重ねているのかが伝わるのではないかと思います。ぜひご期待ください。