漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによるフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ 年忘れ特大号』が12日、有観客ライブとオンラインのW開催で行われた。

  • (左から)能町みね子、久保ミツロウ、ヒャダイン

昼公演では2020年2月以来となる有観客ライブに、久保みねヒャダの3人もテンション上昇。観客を目の前にして、久保は「CGかと思った」「5年くらい(有観客は)無理だと思ってた」としみじみ語るも、景気づけに「今日もそろそろ、いってもいいかな?」「いいともー!」のコール&レスポンスに早速失敗するなどして、約2年ぶりの有観客ライブがスタートした。

その後も「引くとか笑うとかいいですね」(ヒャダイン)と、有観客ライブの醍醐味を堪能する中、ヒャダインが今の世の中における必要性をたびたび熱弁していた「マツケンサンバII」を引っさげて松平健が『第72回NHK紅白歌合戦』に出場決定という吉報の話題に。コロナ禍が始まった2020年3月から世界に向けて英語でも「マツケンサンバII」のすばらしさを発信していたヒャダインは「僕の願いが今、叶ってるんですよ!」と興奮。「世界に『マツケンサンバII』が必要だっていうことがみんなに流布した状態なので、もう僕はこれにてお役御免です」と、布教活動の一区切りを宣言した。

その松平健が、なんと次回のオンラインライブ(1月15日開催)にゲスト出演することが決定。久保が「ムチャぶりしてもいいらしいですよ」と話すと、ヒャダインは「一緒に踊りたい! だいたい振り付けも頭入ってますから」と思いを巡らせ、久保と能町は腰元ダンサーズでマラカス担当を希望した。

ご満悦のヒャダインは「最高だなあ。よく自分の推しを『Mステに出してください』とか『紅白に出してください』とかつぶやくじゃないですか。それって、痛いファンと思われるかもしれないですけど、つぶやき続けたり発信し続けることで叶うこともあるんだなと思ったんで皆さん、心を強く持って推しを推し続けてください」と呼びかけた。

  • オンライン配信より (C)フジテレビジョン

他にも、流行語大賞「リアル二刀流」の“リアル”への異議、前澤社長の宇宙旅行に同行した社員は世界で一番宇宙に行くのが夢じゃなかった説、いずれやってくる実家の片付け問題、おじいちゃんとおばあちゃんの写真の間にヒャダインからの卑猥な海外土産を置く久保、といった話題を展開。

後半はハライチの岩井勇気を観客含め全員が無言のハートマークで迎え、千葉からスペシャルビデオメッセージが贈られたり、千葉雄大宅の棚を勝手に開けるヒャダインに怒りを示したり、久保みねヒャダに“千葉雄大の家行ったマウント”を取られるなどし、「好きな昼飯ベスト3」や、久々の投稿企画も。さらに、有観客ライブでは会場限定の危険すぎるトークも約30分にわたって行われた。

今回のライブの模様は、19日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは19日18時まで販売。この模様は、放送可能な部分のみ編集し、1月28日(26:55~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回の放送は『久保みねヒャダ明けましてこじらせナイト寿SP』(12月31日27:15~)。久々となる「妄想ドラマ制作」、3人の慰安旅行「久保みねヒャダ旅劇場 十年目の熱海」、恒例の「WE ARE THE ひとり」などが放送される。