女優の貫地谷しほりがこのほど、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『顔だけ先生』(毎週土曜23:40~)のクランクアップを迎えた。最終話は、18日に放送される。

  • 貫地谷しほり=東海テレビ提供

この日は、遠藤(神尾楓珠)の想像の中のワンシーンの撮影で、バブル時代をを彷彿させる衣装に身を包んだ2人。前髪が立ち上がったヘアスタイルと茶系のアイシャドウ、赤い口紅というメイクで現れた貫地谷は「最後がこれになるとは!」と周囲を和ませながら登場した。

撮影が終了し、スタッフから花束が渡されると、思わず涙を浮かべた貫地谷。「本当に楽しい現場でした。寂しいです、こんなに離れがたい現場になるとは。この作品は、家族、特に両親がすごく喜んでくれました。皆様、そして神尾楓珠さんという素敵な俳優さんとご一緒できて、最高の時間でした。ありがとうございました」と挨拶した。

貫地谷のコメントは、以下の通り。

――改めて土ドラ『顔だけ先生』とは?

本当に評判が良くて、観てくれている人がいるから、というのが改めて感じられたドラマでした。結構攻めた内容だと思いましたし、いろんな方に「そこが着地なんだ」とも言われました。でも、そこが今までにないドラマでしたし、何より楽しかったです。一言で言うと、「最高のドラマ」だと思います(笑)。

――亀高先生を演じての感想は?

コメディに振り切った役というのも久しぶりだったので、楽しんで演じることができましたし、何より「亀高先生という人がいたらいいな」という前提で演じることができました。いろんな人からも、「亀高先生みたいな人がいたらいいね」と言ってもらえて、それがとても嬉しかったです。亀高先生という役に出会えて、本当に良かったなと思います。

――印象に残ったシーンは?

とにかく神尾楓珠君が、常にいろんなことにトライしていたので、それを見逃さないように、どこまで落とさないで拾うことができるかが、自分にとってもチャレンジで面白かったです。また職員室のシーンでは、川相教頭役の八嶋智人さんが本当にいろんなことをされて、あの空間は本当にライブでした(笑)。皆さん凄かったですし、面白かったです。

――早坂先生とのシーンは、回を重ねる毎に評判に!

やっていてもすごく楽しかったですし、クランクインしてすぐに「女子会のシーンを作ってください!」とプロデューサーにお伝えしたら、ああいう台本が出来上がってきたので嬉しかったです。女子会らしく、ギャル風メイクやツインテールなど思い残すことなく、全てやりました。三浦涼介さん最高でした!

――最終回の見どころは?

本当に盛りだくさんすぎて、どこをお伝えしていいのか分からないですが、まず、いろいろなコスプレが出てきます(笑)。そして、遠藤先生の心の奥を覗けるような部分もあり、遠藤先生ってこういう人なんだと、さらに『顔だけ先生』が深く観られる回になっています。ぜひ最後までご覧ください。