日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)では、あす17日に映画『ボス・ベイビー』を本編ノーカットで地上波初放送。吹き替えを担当したムロツヨシ、芳根京子、宮野真守、多部未華子が、コメントを寄せた。

『ボス・ベイビー』

■ムロツヨシ:ボス・ベイビー(第1作、2作)
――1作目のおすすめシーンは?
まずは、ボス・ベイビーが生まれるといいますか、ボス・ベイビーという存在をみなさんに知ってもらえる最初のシーンですね。
芳根さん演じるティムが私を見つけるところから始まり、“ボス・ベイビーとは?”“ボス・ベイビーの会社とは?”。そして、バラバラだった兄弟が少しずつ一つにまとまっていくストーリーをぜひ楽しんでいただきたいなと思います。
また、新作よりも前作に多いのが、ボス・ベイビーの子供のような仕草と動き。ベッドの上に「カッッウゥ」って乗るところなどは前作ならではなので、楽しんでいただきたいなと思っております。

――最新作のみどころは?
前作もそうでしたが、とにかくテンポよく会話が繰り広げられます。もちろんやる方としては難しかったですけれど、『ボス・ベイビー』の世界観が非常によく出ていると思います。コミカルな部分や兄弟の会話に、物語の芯をついた会話もあるので、楽しみにしていただけたらと思います。
新作はもちろん兄弟愛ではあるんですけれども、さらに、ティムとタビサの親子の物語になっています。1つの家族の形として、こういう風にあったらいいなとか、娘の本音がこういう風に聞けたらいいなとか、そんないろんな「いいな」がある映画になってると思います。みなさんに届くことがあると思うので、楽しんで見ていただきたいなと思います。

■芳根京子:ティム(第1作)/タビサ(第2作)
――1作目のおすすめシーンは?
1作目では、ボス・ベイビーのお兄さん、ティムをやらせていただきました。まさか、ムロさんのお兄ちゃんになる日が来るなんて思っていなかったので…すごい嬉しかったです!初めての吹き替えだったので、すごく緊張したんですけど、すごくいいチームなので楽しくやらせていただきました。
特にお気に入りなのは、細かいところですが、ボス・ベイビーが階段から転げ落ちるところが大好きです!!そこのボス・ベイビーの声が好きなんです!

――最新作のみどころは?
前作は7歳の少年・ティムでしたが、今作では、ティムの7歳の娘・タビサ役を務めさせていただきました。この2人は繋がる部分もあるかなと思うので、ぜひ見比べていただけたらなと思います。タビサとティムの2人の愛情を感じていただけたら嬉しいなと思いますし、タビサの一生懸命さが私はすごく愛おしくて愛おしくてたまらなくて、ぜひ見てくださった方に、タビサの可愛らしい感じが届くといいなと願っております。
また、今回は歌にも挑戦させていただきました。本当に緊張しました。初めてこんなに喉のケアをしました。収録の日に向けてすごく加湿器を使ったし、すごくのど飴を食べたし、すごく水分も取りました!

■宮野真守:大人のティム(第1作)/ティム(第2作)
――1作目のおすすめシーンは?
前作は大人のティムという事で、回想のナレーションと大人になってからというところだったんですけど、実はそれ以外にも役をやっていまして…実は、プレスリーのコスプレ集団が出てくるシーンがあるんですけど、それを全部やってるんです。
ボスも真似して喋るのですが、そのボスとプレスリーとのやりとりはすごく面白いですよね。
エンドロールも全部「宮野真守」「宮野真守」ってしてもらいました。いい思い出です。

――最新作のみどころは?
今回こんなに出させていただけるとは…(笑)本当にありがたいですね。みんなと絡む役だったのでその台詞のやり取りも面白かったです。ドリームワークスさんの作品は、やっぱり動きが面白くて激しくて、台詞量も多いしまくし立てるしの連続なので大変でした。終わった後にちょっと喉がかれてしまうほどでした。
前作に引き続き、今作もはちゃめちゃなコメディなのでとにかく笑えるんですよね。実は前作とテーマがガラッと変わってるなと感じました。前回は“子供達の冒険”が主軸になっていると思うんですけど、今回は大人の悩みみたいなものが主軸になっています。実はテーマが違う見せ方をしているというのも非常に面白く感じました。だからこそ、愛情の深さみたいなものが感じてもらえるんじゃないかなと思いますので、兄弟愛だったり家族愛だったり、たくさん感じてほっこりしてほしいなと思います。

■多部未華子:ボス・レディ(第2作)
――1作目をご覧になって印象は?
お話がすごくしっかりしていて、“兄弟”が、「こうあるべき」というよりも、「こうであったら素敵だな」という描かれ方をしていて、本当に心があたたまる話だと思いました。すごく楽しく見させていただいたので、今回このメンバーに入れることができてとても嬉しいですね。

――最新作のみどころは?
「ボス・レディ」は、みんなを丸め込んでミッションに参加させるために、ものすごく早口で、相手に納得させる時間を作らないままどんどんどんどんストーリーを進めていくというキャラクターでした。早口にまくし立てて喋るのが本当に難しかったところでもあり、そこを楽しみながら参加させていただきました。
年の瀬のこの寒い時期に、こんなに心が温まって映画館を出られる作品に自分自身も参加させていただいたのがとても嬉しかったです。娘を持つお父さんが見たら、多分涙が止まらないんじゃないかなというくらいほっこりするので、ぜひお父さんはハンカチを持って映画館に行っていただけたらと思います。

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