女優の米倉涼子がこのほど、主演するテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』のクランクアップを迎えた。最終話は、きょう16日(21:00~22:04※10分拡大)に放送される。

  • 米倉涼子=テレビ朝日提供

撮影最終日、大門未知子を演じながらいつもと変わらぬ明るい笑顔で現場を盛り上げていた米倉。そこへ同じシーンの撮影がなかった「神原名医紹介所」所長・神原晶役の岸部一徳が米倉をねぎらうため「未知子~!」と呼びかけながら登場。シリーズ開始当初からずっと、未知子と晶の関係性とシンクロするかのように心から慕っている岸部と熱いハグを交わしながら、米倉の目に思わず涙があふれ出す。

クランクアップ直後のインタビューで「『ドクターX』ファミリーのみんなが徐々にクランクアップしていく中、改めてみんなの話を聞き、『本当に愛情にあふれた素敵な場所だなぁ。仲間って大切だな!』と、心の底から感じました」と、仲間の絆の深さをしみじみと語ってくれた米倉。「作品に関わるみんなが愛を込めて作っている『ドクターX』は、私の中で“不滅のドラマ”です!」と、力強い口調で作品愛についても明かした。

先日放送された第9話のラストでは、「東帝大学病院」で国内初の新型ウイルス感染者を確認し、第2のパンデミックが忍び寄る事態に。そして今シリーズ最強の敵・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)には命の危機が襲いかかる。はたして、未知子は蜂須賀の命を救うことができるのか。新たな危機に晒された日本を待ち受ける未来とは。

■米倉涼子 コメント

『ドクターX』ファミリーのみんなが徐々にクランクアップしていく中、改めてみんなの話を聞き、「本当に愛情にあふれた素敵な場所だなぁ。仲間って大切だな!」と、心の底から感じました。今回のシリーズには田中圭くんや高畑淳子さんら、懐かしい面々も出演してくださって、改めて昔も振り返ることができましたし、とても楽しかったです。大切な仲間たちに支えられながら、全10話を無事に撮り終えることができて、今はホッとしています。

今回は、ずっと医療ドラマに取り組んできた中で、これまで以上に「人は生きていく過程で、時として思わぬ壁にぶち当たり、自分が思うようにいかなくなることも多々あるんだな」と実感するようになったシリーズでもありました。そんな中、さまざまな病気と闘ってらっしゃる方々、日々支えてらっしゃる身内の方々、そして医療に関わっている方々への尊敬の念が一層ふくらみましたし、この気持ちをこれからも大切にしていきたいです。 『ドクターX』は、楽しいお芝居をしている場面もたくさんありますが、その裏でスタッフの皆さんがちゃんと医療について調べ、症例のない病気は扱わないなど、細部まで気を配っています。作品に関わるみんなが愛を込めて作っている『ドクターX』は、私の中で“不滅のドラマ”です! 視聴者の皆さん、ぜひ第7シリーズも最後まで楽しんでご覧ください。