リクルートが展開する就職みらい研究所はこのほど、大学生 1,489人と大学院生472人を対象に「就職プロセス調査」を実施した。調査期間は、12月1日〜6日。
まず、12月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は、95.2%。10月1日時点に比べて2.8%増加し、コロナ禍前の2020年卒と比べると1.8%増加で同水準となっている。
進路確定率については、90.3%であった。民間企業への進路確定者については、1,000人〜4,999人規模の企業への就職が28.5%で最多。就職確定先企業の業種に関しては、「情報通信業」が23.2%で最も高い結果となった。
就職先を確定する際の決め手については、「自らの成長が期待できる」が最多で20.5%となり、次いで「希望する地域で働ける」(13.7%)、「会社・団体で働く人が自分に合っている」(12.2%)が続いた。また、4位の「会社や業界の安定性がある」(10.2%)は、前年度から2.1%減少している。