リクルートは12月14日、「忘年会・新年会についての消費者アンケート」の結果を発表した。調査は11月1日〜8日、首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女9,616名(首都圏5,539名、関西圏2,612名、東海圏1,466名)を対象にインターネットで行われた。
今年度(2021年12月~2022年1月)の忘・新年会の参加回数の見込みは、「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」の“増加派”が計22.1%、「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」の“減少派”が計1.1%で、増加派が減少派を大きく上回った。
また、外食で行う場合とオンライン開催で行う場合の参加方法別にみると、「外食」で“増加派”は計19.9%、“減少派”は計1.0%と、回復する忘・新年会需要の中心は「オンライン開催」よりも「外食」であることがわかった。
1回当たりの予算は、「5,000円~6,000円未満」(32.1%)が最も多く、次点は「3,000円~4,000円未満」で24.2%。コロナ禍で迎えた昨年度の忘・新年会では、想定予算(平均4,234円)、実際の参加費(平均4,242円)ともに2012年の調査開始以来の最低額となったが、今年度の想定予算(平均4,268円)は昨年度に比べると34円上回った。ただし、依然として低水準が続いている。
今年度参加する機会がありそうな忘・新年会の相手を聞いたところ、「趣味・サークル関係」以外の相手との忘・新年会の割合は前年度から微増。最も割合が高い相手は、昨年度同様「友人・知人関係」(25.0%)で、次いで「会社・仕事関係」(22.4%)という結果となった。