「答えは、ふたりの中にある」パートナーシップに関するメディアコミュニティ・フタリノは、「夫婦のお金事情」に関するアンケート調査を実施した。調査は11月15日~12月8日の期間、「フタリノ」の公式Instagramのフォロワー20~30代中心に、既婚男女約6,041人を対象に行われた。その結果を12月14日に発表した。
はじめにお金を管理しているのは誰かを尋ねると、「妻がお金を管理する」と答えた夫婦が41%、「ふたりで一緒に管理する」と答えた家庭が35%という結果に。
また、ふたりで一緒に管理する家庭には、全ての資産を可視化しているケースと、別々に管理する部分も残しつつ一部を共同管理するケースの2つがあり、割合としては後者が主流とのこと。
続いてふたりで一緒に管理している割合を調査した。どちらか片方が管理・完全に別管理と回答した人の中には「一緒に管理したいけど方法がわからない」という声もあり、必ずしも現状に満足しているわけではないようだ。
そこで一緒に管理している夫婦が実際にどんな方法を取っているのか、追加調査を行った。
【全部を一緒に管理している家庭の例】
・二人の給与を妻が預かって家計簿を手書き。 夫がエクセルに入力し総資産を管理
・給料が入ったら一旦全ておろして、 現金を分配する
・各々給料が振り込まれる→必要経費の引き落とし→残高明細を見せる→ふたりの貯金口座へお金を移動
・マネーフォワードの共同アカウントを作り互いの口座・カードを紐付けることで全ての口座・カード状況を把握
・家族カードを使用して、 家計の出費は全て一つの口座から引き落とし
【一部を一緒に管理している家庭の例】
・給与が入ったら、 毎月決まった額を共同口座に振り込み。そこから生活費と家族の貯金を賄うスタイル。
・毎月生活費として引き落とされる金額を折半して振り込んでいる
・ふたりの生活費・貯金は完全折半で、 決めた額を口座に入金。余ったお金は個人の自由
・貯金は共同口座へ。生活費は夫が管理しており、使ったらその都度立替精算
・子供の貯金は共同。生活費は項目ごとに担当を決めて支払い、口頭で都度報告