15日に放送されるカンテレの情報バラエティ番組『ピーチケパーチケ』(毎週水曜25:25~ ※関西ローカル)では、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』(1月12~14日、大阪・梅田芸術劇場メインホール)にフレディ役で出演する俳優の寺西拓人を、ジャニーズ事務所の先輩・中山優馬が直撃インタビューする。
11月下旬、中山が東京・帝国劇場でミュージカル『マイ・フェア・レディ』を観劇し、終演後の寺西に独占取材を敢行。プライベートでもとっても仲良しで映画でも共演、中山は寺西を“寺(テラ)”と愛称で呼び、普段からお互いの作品を観劇し合っているという2人。「おもしろかった! たっぷりあった公演時間が短く感じた!」と興奮気味で話す中山に、「ほんとですか!? うれしいです!」と素直に安堵の表情を見せる寺西。手応えを聞かれると「ソロ曲があるんですけど、1人で歌いきるのは今までなかったので、稽古の時はそんなに感じてなかったんですけど、とても緊張する。本当に緊張して、1人であんなに歌うって…緊張するんだ俺…って」と本音を吐露。そこで中山が、観劇で生歌を聞いた感想を伝えると、さらに“貴族”という特殊な役柄を演じる上で抱えていた悩みも告白。真摯(しんし)に役に向き合ったことを、自身の言葉で語る。
今回、寺西が演じるのは、主人公に恋をする青年役。開幕前に中山が「頑張ってな」と連絡したところ、「劇場が揺れるほど、頑張ります!」と返したことが暴露され、恥ずかしがる寺西。「優馬くんが絶対おもしろいことを言わなきゃいけないみたいな感じを出すから(笑)。本当はそんなことは絶対言わないですよ! 無理矢理言ったんですよ(笑)!」と必死で説明するなど、お茶目な寺西の人柄が垣間見える一幕も。
オードリー・ヘップバーン主演の映画版でも広く親しまれている『マイ・フェア・レディ』。ミュージカルとしても2013年に日本上演50周年を迎え、演出を大幅リニューアル。2018年には主演に朝夏まなと&神田沙也加、相手役に寺脇康文&別所哲也を迎えて全国で上演され、時代を超えて愛される不朽の名作としてその人気ぶりを証明した作品だ。今回は、東京・帝国劇場を皮切りに2021年~22年の全国公演が決定。2018年公演からの主演はそのままに、フレディ役に前山剛久&寺西拓人が初参加。クラシカルな英国の香りと華やかさはそのままに、作品世界にフレッシュな彩りを添えている。
今回のインタビューを通して、中山から、課題や緊張の克服方法など様々なアドバイスをもらった寺西は、収録後に「カメラの前でのインタビューは、緊張しました。優馬君がお忙しい中、お仕事でも来てくれたというのがとてもうれしいです。ここまで1つの作品についての感想を言ってもらえたのは初めてかなと。優馬君の考えを聞けるのはやっぱりうれしいですね」としみじみ。
また、中山は「改めて頼もしい後輩だと思いました。あんな素晴らしい作品を見せてくれて、インタビューでも落ち着いた感じで、かっこいい服着てね(笑)。でも、呑んでいる時は、『マイ・フェア・レディ』のフレディのキャラクターに寄ったアホな方です(笑)」とニヤリ。
最後に、父親が関西出身で、仕事でも関西に来ることが多いという寺西が「『マイ・フェア・レディ』で大阪の地へ行かせていただきますので、関西は第二の故郷だと思っているので、何卒、拍手と微笑みをよろしくお願い致します!」と笑顔で、大阪公演への意気込みを語った。