「やりすぎじゃない⁉」と度肝を抜かれるような寿司「サーモンといくらのやんちゃ盛り」が、11月にかっぱ寿司から登場した。だが、息をつく暇もなく今回その第2弾を発表するというので、早速「かっぱ寿司 板橋店」を訪れた。
「本気寿司シリーズ」"やんちゃ企画"とは?
そもそも「本気寿司シリーズ」"やんちゃ企画"とは、「食事にもっと驚きと遊び心を提供したい」とかっぱ寿司が11月にはじめた企画。2度見してしまうような"やんちゃな見た目"と"うまい"を実現した商品が特徴で、第2弾も例外ではないという。
12月15日から発売されるのは、えびフライ寿司2貫の上に、さらに2貫えびフライ寿司が乗ったボリューム満点の「やんちゃなエビフライ 積み積みタルタル盛り」(4貫330円)だ。
スタッフさんいわく、「寿司でやぐらを表現するんだ」という商品部長の言葉が発端となり出来上がった商品だという。やんちゃシリーズを生み出す人は発想も一味違う。
もちろん、ただおふざけをしたいわけではない。この一風変わった寿司をきっかけにかっぱ寿司を知り、その美味しさを体感してほしいとの想いが背景にある。シャリや醤油、酢にまでこだわり、「うまい寿司屋」を目指してきた同社だからこそ挑戦できる企画なのだ。
では、その本気の寿司を早速レポートしていこう。
どうやって食べるの⁉ 絶妙なバランスの寿司を実食!
「早めにシャッターを切ってください」と、商品提供前に注意が……。「そこまで?」と思ったが、目の前に来てその意味を理解した。なんとも絶妙なバランスを保ちながら登場した寿司は、今にも崩れそうなほど。
急いで筆者も写真に収め、いざ実食! ただ、どこから食べるのかわからないので、食べ方を社員の方にレクチャーしてもらった。
1貫目:タルタルを付けて食べる
2貫目:タルタルと甘ダレをかける
3貫目:ガリをトッピングしてさっぱりと
4貫目:お好きにどうぞ
ソース単品100円で販売するほどこだわったタルタルソースは、ゆで卵のコクと玉ねぎの歯切れのよい食感が魅力だ。サクサクとした衣に包まれた弾力あるエビフライとも相性抜群。特に玉ねぎがさっぱりとしているので、すいすい食べ進めることができる。
気になるシャリとの相性はというと、ジューシーなエビフライを酢の酸味が和らげ、味のバランスを整えてくれる。
また、甘ダレをかけることでより濃厚になるので、濃い目の味を楽しみたい人にはタレがぴったりだ。ガリは独特のしょうがの風味が、後味にさわやかさをプラス。今までに食べたことのない味を演出してくれる。
個人的に、最後の1貫は残った甘ダレをかけるのがおすすめ。シンプルながら、えびフライ本来の味とシャリがマッチしているので、王道の美味しさが堪能できる。
見た目も食べ方も驚きの一品だったが、それだけで終わらない美味さも兼ね備えた一品だった。さらに、330円というお手頃価格も食べてみたいと思わせる、一つの要因だ。
本商品は12月15日から販売開始だが、売り切れ次第終了とのこと。SNSで話題を呼んだ第1弾に引き続き、今回はどれほどの反響を呼ぶだろうか。バズるであろう"やんちゃな寿司"をぜひ食べ逃しなく。