中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 3時間SP』が、きょう14日(19:00~)に放送。ゲストに、梅沢富美男、藤原紀香、後藤輝基(フットボールアワー)、北乃きい、森本慎太郎(SixTONES、渋谷凪咲(NMB48)が出演する。
番組でおなじみ、埼玉県の中華料理店「味のイサム」は、番組ディレクターがアルバイトして店を手伝う様子が話題となった地元で大人気の店。しかし、店がボヤになり長期休業を余儀なくされてしまった。前回の放送では、先代の修業先が「味の清水」であることを知ったディレクターが、各地で“味の”が付く店をタクシーに乗り探し回るもなかなか見つからず、見つけたと思っても取材を断られてしまい苦労する様子を放送した。
すると放送後に視聴者から多数の口コミが。情報を頼りに向かった茨城県鉾田市で、ついに取材OKの“味の○○”を発見する。この店の「あんこう鍋1人前」は、ふたが閉まらないほどの大ボリュームで、東京では7,000円相当のものが、1,320円。さらには、一緒の値段なら面倒くさくないからと、全ての鍋が1人前1,320円で統一されている。ディレクターは「味のイサム」の店主のもとに取材の報告へ。すると「恩を返さなきゃいけない」と話す店主は、なんと番組のADとして取材に同行することに…。
北海道苫小牧市からは行列のできる海鮮食堂が登場。有名人も多数来店し、中には片道約300キロの距離をオホーツクから来るという常連も。新鮮な魚介類を惜しげもなくお得に提供しているこの店だが、中でも圧巻なのが人気メニュー「超ボタンエビ丼」。31匹ものボタンエビがどんぶりを覆い尽くすほど盛られていながら、値段は900円と超リーズナブル。40代の男性店主は「超はやっぱり、すごく多いよっていう心から来ています」と話す。
「値段を深く計算すると、良いものが出せなくなっちゃうような気がする」と話す店主。普段から利益はあまりないにもかかわらず、不漁で仕入れ値が高くなっても通常通りの量と値段で料理を提供するため年間で赤字が出てしまうこともあるのだそう。それでも、取材時には「サーモンハラス焼き(3本)」をまさかの50円で提供し、ネットで調べると1,000円以上はするという鏡鯛の刺身は、たったの10円。この破格の値段には、ある理由があった…。
鳥取県倉吉市の71歳の陽気な店主すぎちゃんと、78歳のみやちゃんが切り盛りするお食事処。店内に入ってスタッフに差し出されたのは、栄養ドリンク。さらに、麺を2玉使ったホルモンうどん(880円)を頼むと、店主は「食べんちゃいと出したものは、うちはお金取らんのじゃから」と言いながら、たくあん、柿、おでん、アイスなど、次から次へとカウンター越しに提供し、この日のサービスはなんと20品になった。このサービスっぷりに、客も「食べれんくらい」と笑いながら話す(※日によってサービス品数は異なる)。
スタッフを地元の散歩道に案内したり、運転代行の人にも飲み物を渡したりと、他人への気配りを欠かさない店主。その背景には、母と姉から教えられた、ある人生哲学があった…。
ほかにも、番組ADが修業したそば屋が再び登場。“店先に安い自販機があるとオモウマい店ではないか?”という新たな仮説を調査する。