「どせいさんのおみせ」が渋谷PARCO(東京都渋谷区)8階の「ほぼ日曜日」にオープンする。会場にはゲーム『MOTHER』シリーズの登場キャラクター「どせいさん」をモチーフにしたグッズをはじめ、MOTHER関連グッズが盛りだくさん。オープン前の内覧会に行ってきたので、どんなショップとなっているのかお伝えしたい。ぽてんしゃる!

  • ほぼ日「どせいさんのおみせ」

    「どせいさんのおみせ」を訪問。できるます。うったり かったり どせいさんです(実際のところ、ここでモノを売ることはできない)

「どせいさん」はゲーム『MOTHER2』『MOTHER3』に登場する謎の知的生命体だ。見ていると力が抜けてしまうような独特で愛くるしい外見とは裏腹に、話しかけてみると詩的で哲学的な言葉が聞けたり、困ったときに相談すると明晰な頭脳を駆使して解決策を与えてくれたりもする。『MOTHER』シリーズをプレイしたことのある方なら、必ずお世話になっているはずのキャラクターだ。

ゲーム内では、「どせいさん」が暮らしている集落を訪れると、ショップで「うらカンポー」や「いのちのつのぶえ」といったいいものが買える。リアルワールドに出現した「どせいさんのおみせ」はどうなのだろうか。

  • ほぼ日「どせいさんのおみせ」
  • ほぼ日「どせいさんのおみせ」
  • 「どせいさんのおみせ」には「どせいさん」の言葉が書かれたパネルがいくつも吊り下げられている

店内は「どせいさん」の住処の雰囲気。MOTHER関連のグッズはフルラインアップでそろっているようだが、「どせいさん」関連の新商品をいくつか見つけたので紹介したい。

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    新商品①:「どせいさんのことば。」(2,970円)はゲーム内に出てくる「どせいさん」の言葉と登場シーンをまとめた書籍。黄色いワッペンと豆本(なんとブックカバーまで!)も付いてくる。『MOTHER』に出てくる言葉は全て、ゲームの生みの親である糸井重里さんが考えたもの。つまり、「どせいさん」の詩的なセリフは糸井さんの詩であり、「どせいさんのことば。」は同氏の詩集と捉えることもできる。書籍の箱にはバーコードなど余計なものが付いていないので、何かに使えるかも? MOTHERファンの知り合いにプレゼントしたら喜ばれこと請け合いだ。ぐんまけん!

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    「どせいさんのことば。」の中身

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    新商品②:「やさしいタオル ハンドよこなが(どせいさん)」(頭に乗っかっているもの、990円)。大きなサイズはもともとあったが、持ち運びやすいハンドタオルに「どせいさん」の柄が追加となった。ポケットに「どせいさん」。頭の上に「どせいさん」。ぽえーん

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  • 新商品③:「スタンプセット どせいさん」(2,420円)。「ほぼ日手帳」と合わせてそろえたいアイテムだ。ぷーぷー

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  • 新商品④:「YOJOテープ各種」(660円)。いわゆる養生テープ。「どせいさん」をはじめ柄がいろいろ。ありがと ごじます

  • ほぼ日「どせいさんのおみせ」
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  • MOTHERグッズもたくさんある

「どせいさん一問一答」は必見

店内には、つかまってしまった「どせいさん」の展示があるので、記念撮影するのも楽しそうだ。賢いのに、人を疑うことを知らないのか、わりとすぐにつかまってしまうのは「どせいさん」の特徴でもある。

  • ほぼ日「どせいさんのおみせ」
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  • 鉄球(左)は軽いので足に付けてみるのも一興。筒のようなもの(右)には入ることができる

会場でのお楽しみは、糸井重里さんが答える「どせいさん一問一答」のパネルだ。文字通り、どせいさんに関する素朴な疑問に糸井さんが回答しているのだが、内容は明かせない。個人的には、「どせいさんの重さ」についての問いに対する糸井さんの答えが面白く、またなんとなくだが納得できた。会場にはメッセージを書き込めるスペースが用意されているので、記念に何か書き残してみるのもよさそうだ。

「どせいさんのおみせ」の会期は2021年12月14日~2022年1月16日。基本は11時~20時で、12月31日は18時まで。1月1日はお休みだ。初日の12月14日と最初の週末である12月18~19日は事前予約制(オンライン)だが、ほかの日であれば予約なしで入れる(混雑状況により変更の可能性あり)。入場は無料だ。

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