映画『決戦は日曜日』(2022年1月7日公開)の完成披露試写会が13日に都内で行われ、窪田正孝、宮沢りえ、赤楚衛二、内田慈、小市慢太郎、音尾琢真、坂下雄一郎監督が登場した。
赤楚衛二
同作は坂下雄一郎監督・脚本によるオリジナル作。とある地方都市を舞台に、衆議院議員・川島昌平の事務所で私設秘書として働いている谷村勉(窪田)が、次の選挙で川島の地盤を引き継ぐ人間として白羽の矢が立った川島の娘・有美(宮沢りえ)に振り回されながら、有美の当選を目指す姿をコミカル&シニカルに描く。
選挙コメディに、赤楚は「脚本を読ませていただいて、すごくユーモアがきいてて、すごく笑っていたんですけど、読み終わった後に、考えることが大事なんだなと考えさせられました。撮影現場も楽しくて、あっという間の2週間でした」と振り返る。
初共演で実力派に囲まれ「素敵な先輩方の中で、緊張したけど、衣装合わせの段階で、監督から『若者代表としていてほしい』と。若者らしさを前面に出していこうかなと頑張りました」と明かす。
秘書軍団の一員を演じ、「最初の秘書の私設事務所のシーンは本当にまったりとした空気感、ゆるい感じで」と表す赤楚。「このまま選挙が始まるのかというところから、選挙が始まった時のエネルギーの強さというのが、ビシバシと肌に伝わりました」と語った。
撮影:壬生智裕
