日本労働組合総連合会(連合)はこのほど、2021年春闘における年末一時金の最終(第3回)回答集計結果(2021年12月8日正午時点)を発表した。それによると、組合員1人あたりの冬のボーナス(加重平均)は64万8,925円となり、前年(61万3,336円)と比べて3万5,589円増加した。増加は2年ぶり。
業種別最高額は「製造業」
月数では、前年(2.17月)比0.04月増の2.21月となり、こちらも増加した。
業種別にみると、「製造業」が最も高く69万8,944円(前年実績66万2,398円)。次いで「交通運輸」が58万1,016円(同56万6,224円)、「情報・出版」が56万3,230円(同49万2,851円)、「その他」が53万1,289円(同64万1,286円)、「商業・流通」が51万4,513円(同49万7,812円)と続いた。一方、最も低かったのは「サービス・ホテル」で5万3,842円(同2,645円)となった。
構成組織別では、JEC連合が87万4,549円(同88万7,090円)でトップ。以下、セラミックス連合が84万1,187円(同74万8,523円)、自動車連合が76万3,073円(同58万4,396円)、電機連合が72万1,827円(同73万8,079円)、ゴム連合が70万7,335円(同72万3,780円)などと続いた。反対に最も低かったのはサービス連合で5万3,842円(同2,590円)となった。