オリジナルのカードゲームを番組化したフジテレビのバラエティ特番『人間性暴露カードゲーム 輪舞曲~魔王降臨~』が、14日(25:55~ ※関東ローカル)に放送される。

  • 指原莉乃(左)と峯岸みなみ=フジテレビ提供

独身貴族が自分の正体を明かすことなく、性別関係なく会話し、求婚し合う。そして、もっとも多く求婚された者が一人相手を選ぶことで結婚が成立するという完全オリジナルの人間性暴露カードゲームバトルの同番組。

第4弾となる今回は、新たな“役職”として「魔王」が登場するルール改変を実施。独身だけが集まるはずの婚活パーティーに、「既婚者」「借金王」そして「魔王」が紛れ込むことに。独身たちは、ニセモノらにだまされずに、独身同士で結婚することができるのか。

1回戦に登場したのは、指原莉乃、岡部大、鷲見玲奈、吉村崇(平成ノブシコブシ)、若槻千夏。誰がどの役なのかを探り合うため「コレをされたら好きになっちゃう」というテーマでトークを展開した。指原は「何でもしてくれる人がいいけど、キャンプはダメ」などと盛り上がりつつも、メンバーをちらちらと見て警戒する。初参戦の岡部は、冒頭から緊張を隠せず終始ドギマギ…、指原と若槻の“バラエティ女王”にからかわれまくる。一方、指原は初参戦の鷲見に対しても「鷲見さん、うそつきにしか見えない!」と、早速マウントを取りに行く。そしてゲームが進んでいくにつれ、緊張しまくっていた岡部にある異変が…。

2回戦も、白熱の展開が。2回目の参加となる三浦翔平は、余裕の表情で、この“婚活パーティー”を楽しんでいる様子。初参戦の野村周平も「年齢を重ねるごとに“別にひとりでもいいかな”、と思いますが、今日は結婚したいです」とテンションが高い。同じく初参戦の峯岸みなみは少々緊張気味に座っていたが、AKB48時代に苦楽を共にした指原から、いきなり「峯岸さんの全てを知っている上で言いますが、本当にただ頭が悪いんです」とディスられてしまう。峯岸のピュアだが、用心深いキャラクターが吉と出るか凶と出るか。また、三浦、野村、そして児島一哉の“俳優チーム”が名演技でゲームをかき乱しまくる。指原は「お芝居がうまい方がいるとドキドキします」と、緊張しまくりながらのぞむことに。

5人の中で独身は2人。そして、“魔王”“既婚者”“借金王”の悪役が紛れ込んでいる。独身は独身同士で幸せな結婚をしたいが、お互いの正体を知らないメンバーは、それぞれの目線や会話の端々により、その正体を探り続ける。ゲームの途中で「既婚者あぶり出し」イベントや「独身だけに届くタレコミ情報」カードが登場し、プレーヤーは混乱の渦に巻き込まれていく――。

解説の伊集院光が、収録を振り返った。

――収録を終えて

「毎回、いろいろなドラマが起こるのですが、ルールも変わったこともあり、よりドラマチックになりましたね。こんな展開あるのかよ!?って」

――初参戦のメンバーはいかがでしたか?

「指原・若槻というバラエティー女王がいるところに鷲見さんが入ってくる時点で、ワクワクするんです。それを裏切らない展開がありましたね。岡部くんは…オオカミの群れに子豚ちゃんという感じでね、まぁ、これはですね…“伊集院、それ以上言うな”ってスタッフ全員が思っています(笑)。イケメン枠の野村さんや(2回目参戦の)三浦さんたちには、やっかみから入っています。でも、イケメンな分こういうゲームはねぇ、なんて思っていたら、一筋縄ではいきませんでした。AKB48では峯岸さんが先輩なのに、指原さんはいじっていいみたいな感じでしたね。その関係が、こういう展開になっていくのね、ということです(笑)」

――『輪舞曲』が業界内で話題だと収録中におっしゃっていましたが、真意は?

「ディレクターさんって、これを見ながら“バラエティー特性”みたいなものを見ていますね。この人は、このルールの中でこれだけのことができるんだ、みたいな。ゲームの中には、駆け引きもあるし、それに集中しすぎても脇が甘くなる、また突発性の要素もありますから、それにどういう風に対応できるのか?がポイントです。この番組を見ると、“俺たちが知っていたあのタレントの能力は、まだまだ氷山の一角だったんだな”と思うわけです。そして、これが誰のことを言っているのか?番組を最後まで見るとわかると思います。僕はナメていました!(笑)」

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