アジャイルウェアは12月9日、「プロジェクトマネージャーの転職」に関する調査結果を発表した。調査は12月1日〜3日、プロジェクトマネージャーを対象にインターネットで行われ、100件の有効回答を得た。
現在の年収を教えてもらったところ、「600〜700万円未満」や「1,000万円以上」が最も多く、いずれも21%。次いで「700〜800万円未満」が16%、「500〜600万円未満」が13%で続き、プロジェクトマネージャーの7割超が年収600万円以上であることが明らかに。
一方、希望する年収は「1,000万円以上」が37%と最多。また、「800〜900万円未満」(16%)や「900〜1,000万円未満」(7%)と合わせると、6割が800万円以上の年収を希望していることがわかった。
続いて、「現在、転職を考えていますか?」と尋ねたところ、54%のプロジェクトマネージャーが「はい」と回答。転職を考えている理由を聞くと、「給料と条件が見合っていない」(63.0%)、「自分のスキルを別の場所で活かしてみたいから」(42.6%)、「人間関係に悩んでいるから」(29.6%)が上位に。
また、転職先の企業選びで重視することを聞くと、「給料」(66%)が最も多く、次いで「事業内容、サービス」(56%)、「一緒に働く人」(46%)と続いた。
次に、「プロジェクトマネージャーは転職しにくいと思いますか?」と質問したところ、51%が「転職しにくい」と回答。理由を尋ねると、「引き継げる人がなかなか見つからないから」(51.0%)、「いつも何かしら抱えているプロジェクトがあるから」(37.3%)、「上司に止められるから」(33.3%)が上位に。一方、「転職しやすい」と思っている人は49%。理由を聞くと、「スキルや経験があるから」「プロジェクトマネージャーが人材不足だから」といった声が寄せられた。
最後に、「プロジェクトマネージャーには自ら志望してなりましたか?」と聞いたところ、56%が「はい」と回答。また、「転職してもまたプロジェクトマネージャーになりたいと思いますか?」という質問では、69%が「なりたい」と回答した。