キャリアバイブルは12月10日、「面接で一発アウト! と思った転職志望者」に関する調果を発表した。調査は11月21~24日、転職志望者との面接経験のある全国の男女616人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず「今まで面接をした中で『一発アウト』と思うような志望者が来たことがありますか」と聞くと、「ある」(52.9%)、「ない」(47.1%)となった。

  • 今まで面接をした中で「一発アウト」と思うような志望者が来たことがありますか

次に、あると答えた回答者に、「なぜ『一発アウト』と思ったか教えてください」と尋ねると、幾つかのパターンがった。

まず、「身だしなみ」では、「短パンとゴムサンダル素足で来た人は流石に一発アウトでした」「Tシャツとダメージジーンズで来た(医療系)」「格好がパンクだった」「サングラスをかけてきた」「黄色いスニーカーを履いて営業職募集の面接にやってきた」などがあった。

そして、「発言や言葉遣い」では、「挨拶が友達にするようなノリの軽い感じで入ってきた」「敬語が使えず、自分本位の言葉しか出てこない」「あまりに言葉使いがなっておらず、会話にならなかった」「タメ口で自己アピールしてきた」「自己の意思がなく消極的であった」「入りたいかどうかはまだ決めていないと言われた時」などが寄せられた。

そして、「その他の理由」では、「ほとんど白紙の履歴書+ミニスカ、肌露出の服装。ハローワークの就職活動件数稼ぎとしか思えない」「編集・校正の募集で、履歴書に致命的な誤字があったので。印象がとても良い人で編集経験者だったので採りたかったが、誤字を見つけられない人と判断した」「履歴書に写真を貼っていなくて、写真は? と聞くと『あ、撮ってきた方がいいですか?』と言われた」など。

さらに、「税理士試験準備中なので就業中も時間が空いたら勉強してもよいかと聞かれ一発アウト」「他の人がしゃべっている時に聞いていない。自分がしゃべっている時は笑顔だが、他の人がしゃべっている時は不機嫌な顔をしている」「そもそも仕事の内容を理解していない」「友だちと一緒に来て、二人一緒じゃないと働きたくないと言っていたから」「運転手の仕事なのに免許証を所持していなかった」などの声があがっている。