微アルコールのビールテイスト飲料「飲みたい」が半数超、理由は?

サッポロビールはこのほど、1都3県(東京・千葉・埼玉・神奈川)に住む20歳〜69歳の男女1,100人を対象に、アルコールに対する意識の変化や飲用実態の調査として「アルコール度数への意識調査」を実施した。調査日は、11月26日。

家庭でお酒を飲むときアルコール度数を意識するか

まず、家庭でよく飲んでいるアルコール度数について聞いたところ、最も多かったのは「5%以上7%未満」の回答。「9%以上」の回答はシニア層に多く、「3%以上5%未満」や「0.01%以上1%未満(微アルコール)」の回答は若年層に多い傾向が見られた。

家庭でよく飲んでいるアルコール度数

次に、家庭でお酒を飲む際にアルコール度数を意識するか尋ねると、64.4%が「意識する」と回答した。また、最近になってお酒のアルコール度数の選択肢が増えたと思うかどうか質問したところ、65.1%が「そう思う」と答えている。

最近、お酒のアルコール度数の選択肢が増えたと思うか

コロナ禍以前に比べて家庭でお酒を飲む際に意識することを質問してみると、最も多かったのは「酔いすぎないように気をつけている」(16.6%)であった。次いで「飲酒量を決めている」(10.6%)、「アルコール度数を気にしている」(9.3%)、「お酒を飲みたいけれどそのあとを考えて、我慢することがある」(8.9%)といった、酔いを気にする内容が続いた。

コロナ禍以前に比べて家庭で飲酒の際に意識することは

家庭でお酒を飲みたいけれど我慢する時はどのようなシーンか尋ねたところ、「翌日の朝が早いとき」(15.8%)や「翌日大事な予定があるとき」(13.7%)といった、翌日へアルコールを残したくないという意識による回答が多く見られた。

家庭でお酒を飲みたいけれど我慢する時はどんなシーンか

微アルコールという言葉を聞いたことがあるかという質問では、63.8%が「聞いたことがある」と回答。アルコール度数1%未満の微アルコールのビールテイスト飲料を飲んだ経験について尋ねると、52.8%が「飲んだことある」「(飲んだことはないが、今後)飲んでみたい」と答えた。年代別で見ると、20・30代の飲用経験・飲用意向が高い事が分かった。