学情は12月7日、コロナ前(2021年卒対象・2019年調査)とコロナ禍(2023年卒対象・2021年調査)を比較した「就職人気企業ランキング」に関する調査結果を発表した。
前者は2019年6月1日~12月7日、2021年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生6,574人を対象に、後者は2021年4月1日~10月31日、2023年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生8,249人を対象にインターネット形式で調査している。
調査結果は以下の通り。まず、総合ランキングのトップは、コロナ前・コロナ禍ともに「伊藤忠商事」だった。
また、コロナ前(2019年)の調査では、2位「JTBグループ」、5位「エイチ・アイ・エス(H.I.S)」、10位「オリエンタルランド」と、旅行・レジャーが人気を集めていた。しかし、コロナ禍(2021年)の調査では、 31位「JTBグループ」と旅行・レジャーはすべて順位を下げる結果だった。
そして、コロナ禍の調査では、2位「講談社」、3位「集英社」、5位「任天堂」と自宅で楽しめるエンタメである出版・ゲームの人気が高くなっている。