主にアメリカ西部の乾いた大地を舞台に、厳しい自然の中で無法者やネイティブ・インディアンと戦う開拓者たちの姿を描く西部劇映画。アメリカではサイレント映画の時代から西部劇映画が作られ、二丁拳銃や早撃ちなどのガン捌きがあざやかなヒーローの活躍で人気を博してきました。

1960年代には西部劇黄金期を迎え、イタリアでも西部劇が多く制作されました。このイタリア製西部劇は「マカロニ・ウエスタン」と呼ばれ大ブームを巻き起こしました。近年も、数はそれほど多くはないものの西部劇映画の制作は続いており、根強い人気を誇っています。

今回は、そんな西部劇映画についてマイナビニュース会員の男女528名にアンケートを実施。選りすぐりの西部劇20選をランキング形式で紹介します。

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おすすめ西部劇映画ランキング

1位『荒野の七人』(1960年公開/24.9%)
2位『シェーン』(1953年公開/14.4%)
3位『明日に向って撃て!』(1969年公開/12.8%)
4位『荒野の用心棒』(1964年公開/7.8%)
5位『許されざる者』(1992年公開/7.4%)
6位『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990年公開/5.1%)
7位『ヤングガン』(1988年公開/2.3%)
7位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』(1968年公開/2.3%)
9位『真昼の決闘』(1952年公開/1.9%)
9位『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012年公開/1.9%)
9位『捜索者』(1956年公開/1.9%)
12位『ジャイアンツ』(1956年公開/1.6%)
12位『ワイルドバンチ』(1969年公開/1.6%)
12位『ワイアット・アープ』(1994年公開/1.6%)
12位『西部開拓史』(1962年公開/1.6%)
12位『リバティ・バランスを射った男』(1962年公開/1.6%)
12位『アラモ』(1960年公開/1.6%)
18位『クイック&デッド』(1995年公開/1.2%)
19位『帰らざる河』(1954年公開/0.8%)
19位『悪党に粛清を』(2014年公開/0.8%)

マカロニ・ウェスタン作品も多数! おすすめ西部劇映画一覧

ここからはランクインした作品のキャストやあらすじを紹介します。

1位『荒野の七人』

黒澤明監督の名作映画『七人の侍』を、西部開拓時代のメキシコに舞台を移しリメイクしたジョン・スタージェス監督作。メキシコの寒村イスカトランの住民たちが、毎年収穫時期に現れる野盗たちに立ち向かうことを決意し、7人のガンマンを雇う。

出演/ユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン
監督/ジョン・スタージェス
公開年/1960年

・「これぞ西部劇といえるマスターピースであると思います。痛快さと格好よさを兼ね備えたマカロニウエスタンの代表作だと思います」(61歳男性/フードビジネス/IT関連技術職)
・「1人のガンマンが数々の悪党を蹴散らす映画で、何度見てもスカっとする映画です」(33歳男性/教育/専門職関連)
・「父の棚から拝借した作品。まさか自分がハマるとは。この作品をきっかけにスティーブ・マックィーンの魅力に溺れました」(36歳男性/不動産/専門職関連)
・「黒澤明監督の『七人の侍』のウエスタン映画のリメイク版です。日本の侍映画もいいですが、アメリカの西部劇もいいですね」(66歳男性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「西部劇を代表する映画なのでいろんな人に見てもらいたいと思います」(52歳男性/設計/営業関連)
・「有名な俳優が多く豪華な出演で、銃撃シーンや音楽もいい」(44歳男性/サービス/その他技術職)
・「西部劇の基本として大変おもしろく見ることができました」(56歳男性/教育/専門サービス関連)
・「ストーリーがよくできている」(43歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)

2位『シェーン』

西部開拓時代のワイオミングを舞台に、シェーンと名乗る流れ者の男と開拓者一家の交流、悪徳牧場主との戦いを、雄大な自然のなかで描く。ラストの少年の叫び声が、多くの観客の心に響いた不朽の名作。

出演/アラン・ラッド、ジーン・アーサー、バン・ヘフリン、ブランドン・デ・ワイルド
監督/ジョージ・スティーブンス
公開年/1953年

・「ほのぼのする映画だから」(50歳女性/人材派遣・人材紹介/その他・専業主婦等)
・「子供がかわいいから」(56歳男性/その他メーカー/営業関連)
・「男の生きざまが印象的で目に焼き付いている」(66歳男性/電力・ガス・エネルギー/公共サービス関連)
・「古い映画ですが、やっぱり名作だと思うので」(40歳女性/コンピューター機器/事務・企画・経営関連)
・「西部劇という括りではなく、主人公の淡い恋を描いている。とくに最後の少年の『シェーン、カムバック』の声が心に残りました」(58歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「最後、シェーンが少年のもとを去るシーンが印象的」(55歳女性/その他/その他・専業主婦等)

3位『明日に向って撃て!』

19世紀末のアメリカ西部、列車強盗で大金を手にしたブッチ・キャシディとサンダンス・キッドは夢を追い求めて南米ボリビアへと向かう……。実在した2人のアウトローをモデルに、彼らの自由奔放な生きざまをユーモラスに描いたアメリカン・ニューシネマの傑作。

出演/ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス、ストローザー・マーティン
監督/ジョージ・ロイ・ヒル
公開年/1969年

・「実話をもとにした作品で、主人公2人に感情移入するから」(51歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「西部劇ではあるがどこか切ない雰囲気がある。主題歌も好き」(59歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「西部劇映画の名作だと思っている。おもしろい」(59歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「心に闇を持っているカウボーイが悪に向かい合う姿に心を打たれる」(70歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「切なさもあり、ヒューマン映画としても名作だと思うから」(48歳男性/教育/専門サービス関連)

4位『荒野の用心棒』

クリント・イーストウッド主演のマカロニ・ウエスタン。無法者が横行するメキシコ国境の町にふらりと腕利きの男が現れ、町の勢力争いの渦中に飛び込んでいく。黒澤明監督の『用心棒』を非公式にリメイクしたもの。

出演/クリント・イーストウッド、マリアンネ・コッホ、ジャン・マリア・ボロンテ、ヨゼフ・エッガー
監督/セルジオ・レオーネ
公開年/1964年

・「用心棒の体を張った人生がすごかった」(49歳男性/公益・特殊・独立行政法人/公共サービス関連)
・「古きよきアメリカはこのような様子なんだろうなと思える」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「何度見ても色気あふれる本物の漢をみせてくれる、しびれるガンマンものなので」(59歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「昔よく見ていた。今では西部劇がないので寂しい」(64歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

5位『許されざる者』

クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた、1880年のワイオミングを舞台にした西部劇。かつて無法者として悪名を轟かせたウィリアム・マニーのところに若いガンマンのキッドが立ち寄り、賞金稼ぎの話を持ち掛ける。その賞金首は、娼婦の顔をナイフで切りつけた男だった……。アカデミー作品賞、監督賞などを受賞した一作。

出演/クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリス
監督/クリント・イーストウッド
公開年/1992年

・「この映画を見て、西部劇が大好きになったから」(54歳女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「懐かしい感じがして楽しいから」(42歳男性/建設・土木/営業関連)
・「クリント・イーストウッドが好きなら黙って見るべし」(52歳男性/その他/その他・専業主婦等)

6位『ダンス・ウィズ・ウルブズ』

ケビン・コスナーが主演・監督・製作を務め、アカデミー賞作品賞・監督賞などを受賞した西部劇。南北戦争時代のアメリカを舞台に、サウスダコタ州のセッジウィック砦で愛馬と狼と暮らしながら、先住民と交流を深めていく白人の軍人がたどる数奇な運命を描く。

出演/ケビン・コスナー、メアリー・マクドネル、グレアム・グリーン、モーリー・チェイキン
監督/ケビン・コスナー
公開年/ 1990年

・「ケビン・コスナーの演技が素晴らしい」(51歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「よくある白人とインディアンの対立を描くような単なる西部劇ではなく、王道から少し外れた点があるところがおすすめです」(31歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)

7位『ヤングガン』

実在のアウトロー、ビリー・ザ・キッドが参加していたリンカーン郡戦争の様子を描く、西部劇の形をとった青春群像劇。エミリオ・エステヴェス、キーファー・サザーランド、チャーリー・シーンといった“ブラット・パック”と呼ばれた若手俳優たちが多く参加している。

出演/エミリオ・エステヴェス、キーファー・サザーランド、ルー・ダイアモンド・フィリップス、チャーリー・シーン
監督/クリストファー・ケイン
公開年/1988年

・「西部劇に興味ない人でも楽しめる名作」(43歳男性/その他/販売・サービス関連)
・「ガンマンの拳銃での撃ち合いがかっこいい」(50歳男性/非鉄金属/その他技術職)

7位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』

マカロニ・ウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネ監督がハリウッドで製作した「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」の第一作。大陸横断鉄道が敷かれ変化していく西部開拓期を舞台に、時代の移り変わりとともに滅んでいくガンマンたちの姿を描く。日本では1969年に『ウエスタン』という邦題でオリジナルより20分短くカットされて公開されたが、2019年に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』というタイトルでオリジナルバージョン版が公開された。

出演/クラウディア・カルディナーレ、ヘンリー・フォンダ、ジェイソン・ロバーズ、チャールズ・ブロンソン
監督/セルジオ・レオーネ
公開年/1968年

・「世界観やストーリーがよかった」(63歳男性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)
・「内容がリアルで楽しいから」(40歳男性/電力・ガス・エネルギー/営業関連)

9位『真昼の決闘』

西部の小さな町を舞台に、1人の保安官が過ごす半日を描くドラマ。結婚したばかりの保安官は、かつて自分が逮捕した無法者が正午に街に戻ってくると知る。妻にも去られ、街の人にも見捨てられた保安官は、恐怖を感じながらもたった1人で4人の無法者に立ち向かう……。保安官を演じたゲイリー・クーパーはアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

出演/ゲイリー・クーパー、グレイス・ケリー、トーマス・ミッチェル、ロイド・ブリッジス
監督/フレッド・ジンネマン
公開年/1952年

・「銃を早く抜くシーンが何ともいえない」(69歳男性/その他/その他・専業主婦等)

9位『ジャンゴ 繋がれざる者』

クエンティン・タランティーノ監督が2012年に手がけた西部劇。南北戦争直前の1858年、アメリカ南部を舞台に、黒人奴隷から賞金稼ぎになったジャンゴの復讐を描く。主人公のジャンゴをジェイミー・フォックスが、金と暇を持て余した非情な農場主をレオナルド・ディカプリオが演じていることでも話題となった一作。

出演/ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、ケリー・ワシントン
監督/クエンティン・タランティーノ
公開年/2012年

・「いかにも西部劇といった様子で、ガンマンがかっこいい」(38歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

9位『捜索者』

西部劇の神様とも言われたジョン・フォード監督&ジョン・ウェイン主演という『駅馬車』コンビによる名作時代劇。ネイティブアメリカンのコマンチ族に弟夫婦を殺され姪を連れ去られた男の、コマンチ族への復讐の旅を描く。

出演/ジョン・ウェイン、ジェフリー・ハンター、ベラ・マイルズ、ウォード・ボンド
監督/ジョン・フォード
公開年/1956年

・「世界観がよく、テンポが好き」(38歳男性/サービス/専門職関連)

12位『ジャイアンツ』

エドナ・ファーバーのベストセラー小説を原作に、テキサスの大牧場で暮らす家族の30年もの人間模様を描く。ロック・ハドソン、エリザベス・テイラー、ジェームズ・ディーンの3人が主演。本作の撮影終了から1週間後にジェームス・ディーンは交通事故で死亡した。

出演/ジェームス・ディーン、エリザベス・テイラー、ロック・ハドソン、デニス・ホッパー
監督/ジョージ・スティーブンス
公開年/1956年

・「とにかくエリザベス・テイラーが素晴らしい」(51歳男性/ホテル・旅館/営業関連)

12位『ワイルドバンチ』

20世紀初頭のメキシコを舞台にした、滅んでいくアウトローたちの姿を描いたサム・ペキンパー監督による傑作西部劇。アメリカ・テキサスで銀行強盗に失敗した強盗団「ワイルドバンチ」のパイクらはメキシコに逃走。そこで革命派の将軍に、アメリカ政府の輸送列車を襲撃し武器を強奪するよう依頼されるが……。

出演/ウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン、ウォーレン・オーツ
監督/サム・ペキンパー
公開年/1969年

・「出演者それぞれの個性がおもしろい」(61歳男性/その他/その他・専業主婦等)

12位『ワイアット・アープ』

『OK牧場の決斗』で知られる西部開拓史の伝説のヒーロー、ワイアット・アープの生涯を描いた西部劇。従来のワイアット・アープを描いた作品とは異なり、史実に忠実に重厚な人間ドラマとして描かれている。

出演/ケビン・コスナー、デニス・クエイド、ジーン・ハックマン、ジェフ・フェイヒー
監督/ローレンス・カスダン
公開年/1994年

・「ケビン・コスナーの保安官としての活躍が格好よくおもしろい」(45歳男性/精密機器/技能工・運輸・設備関連)

12位『西部開拓史』

1830年代から1880年代にわたる50年間に、開拓一家が3代にわたって経験した西部開拓の物語を5話構成のオムニバス形式で描く。脚本は195冊の歴史書をもとに書かれ、西部劇のスター俳優が揃って出演している。

出演/ヘンリー・フォンダ、キャロル・ベイカー、ジョン・ウェイン、グレゴリー・ペック
監督/ヘンリー・ハサウェイ、ジョン・フォード、ジョージ・マーシャル
公開年/1962年

・「キャストがよくておもしろかった」(33歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)

12位『リバティ・バランスを射った男』

ジョン・フォード監督&ジョン・ウェイン主演コンビによる最後の西部劇。東部の大学で法律を学び、無法時代の名残が残る西部へやって来たランスは、雇われガンマンのリバティ・バランスと対決し、リバティは倒れた。やがて、ランスとリバティの対決の真実が明かされる……。

出演/ジェームズ・スチュワート、ジョン・ウェイン、ベラ・マイルズ、リー・マービン
監督/ジョン・フォード
公開年/1962年

・「かなりおもしろかったです。やはり自由が一番いいと感じさせられました」(55歳男性/その他/メカトロ関連技術職)

12位『アラモ』

かつてメキシコ領だったテキサスは、メキシコからの分離を目指しテキサス独立戦争を開始する。1936年2月にアラモの砦に立てこもったアメリカ人とメキシコ軍による「アラモの戦い」を史実に基づいて描く。ジョン・ウェインが製作・監督・主演を務めている。

出演/ジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマーク、ローレンス・ハーベイ、リチャード・ブーン
監督/ジョン・ウェイン
公開年/1960年

・「演出がとてもいいし、戦いも派手」(41歳男性/その他/その他・専業主婦等)

18位『クイック&デッド』

シャロン・ストーン主演&サム・ライミ監督による女性ガンマンの復讐劇。荒野の町リデンプションで開催される早撃ちトーナメントに参加するためにやってきた美女・ヘレン。彼女は父を殺した悪徳保安官への復讐を計画していた……。

出演/シャロン・ストーン、ジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオ
監督/サム・ライミ
公開年/1995年

・「若いころのハリウッドスターたちの共演を見られるから」(39歳男性/農林・水産/その他・専業主婦等)

19位『帰らざる河』

ゴールドラッシュでにぎわうアメリカ北西部の町を舞台にしたマリリン・モンロー主演の西部劇。金鉱の権利を登録するためにカウンシル・シティに向かうハリー。ハリーの恋人であるケイはハリーが狙うマットという男とともに、いかだで川を下ってハリーを追ってカウンシル・シティに向かう……。

出演/ロバート・ミッチャム、マリリン・モンロー、ロリー・カルホーン、トミー・レティグ
監督/オットー・プレミンジャー
公開年/1954年

・「人間の奥深さを感じられる」(64歳男性/その他/事務・企画・経営関連)

19位『悪党に粛清を』

デンマーク出身の映画監督クリスチャン・レヴリングが“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演で描く西部劇。ジョンはデンマークからアメリカに入植するが、ならず者に妻子を殺されてしまう。彼は復讐のため、その一帯を支配する悪党と対決することに……。

出演/マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジェフリー・ディーン・モーガン、ジョナサン・プライス
監督/クリスチャン・レヴリング
公開年/2014年

・「マッツ・ミケルセンが、堂々正統派2枚目役。構成に無駄がない。最後までクールな演出がたまらない」(51歳女性/コンピューター機器/その他・専業主婦等)

おすすめ西部劇映画に関するアンケート

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マイナビニュース会員におすすめしたい西部劇があるかどうかを聞いたところ、約半数にあたる人が「はい」と回答しました。その人たちからの回答をもとに本記事のランキングは作成しています。

王道から女性ガンマンの作品まで! おすすめ西部劇映画を紹介しました

マイナビニュース会員に、最も人におすすめしたいと思う西部劇映画を聞いたところ、1位は24.9%の支持を集めた『荒野の七人』となりました。2位は『シェーン』(14.4%)、3位『明日に向って撃て!』(12.8%)、4位『荒野の用心棒』(7.8%)、5位『許されざる者』(7.4%)という結果です。

1位の『荒野の七人』は、黒澤明監督の映画『七人の侍』を西部開拓時代のメキシコを舞台にリメイクした作品として知られています。アンケートでも「痛快さと格好よさを兼ね備えている」など、西部劇らしさを評価する声が多いです。

2位『シェーン』は、流れ者シェーンと開拓者一家の交流、悪徳牧場主との戦いを描いた作品です。「ほのぼのする映画」など、温かさがある映画だという声が寄せられました。3位『明日に向って撃て!』は、実在した2人のアウトローをモデルにしている名作です。「ヒューマン映画としても名作」などの声があり、ストーリーも楽しめる作品となっています。

4位『荒野の用心棒』は、黒澤明監督の『用心棒』がストーリーの下敷きになっており、ジョーという腕利きの男が現れ、町の勢力争いに飛び込んでいきます。「古きよきアメリカの様子を見られる」などの感想があげられていました。5位『許されざる者』は、クリント・イーストウッドが監督・主演の西部劇です。「この作品を見て西部劇が好きになった」との感想もあります。

6位以下にも、たくさんの名作・話題作がランクインしています。

ジョン・フォード監督やセルジオ・レオーネ監督が手がけ、ジョン・ウェイン、ゲイリー・クーパー、ヘンリー・フォンダ、クリント・イーストウッドが活躍する古きよき西部劇。クリント・イーストウッド監督やクエンティン・タランティーノ監督、サム・ライミ監督が手がけ、ケビン・コスナーやジェイミー・フォックス、レオナルド・ディカプリオ、マッツ・ミケルセンが活躍する近年の重厚な西部劇。どちらも見ごたえたっぷりです。

あまり西部劇を観たことがないという方も、DVDやVODなどでぜひ鑑賞してみてはいかがでしょう。多くの傑作西部劇が、あなたを待っています。

調査時期: 2021年9月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計528人(男性: 392人、女性: 136人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート