“あのちゃん”こと歌手の「あの」が、10日より開始される「TVerフェス! WINTER2021」のCMソングとナレーションを担当している。
あのちゃんと言えば、 『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画「『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すれば、 レギュラーメンバーより笑い取れる説」に参加。その放送回は、ネット上でも大きな話題を呼んだ。
「TVerフェス! WINTER2021」CM収録後、 あのちゃんがCMソングとナレーションを務めた感想に加え、『ラヴィット!』と『水曜日のダウンタウン』に出演した際の反響や裏話を明かした。
■あのちゃんインタビュー
――CM収録を終えての感想を教えてください。
どんどん文字が(台詞が)増えていって面白かったです。こういう仕事が初めてだったので、楽しかったです。
――特に頑張ったところや気を付けたところは?
(TVerの)“T”に力を入れました。
――CMソングは、冬の童謡の替え歌でTVerをアピールする内容でした。歌ってみていかがでしたか?
“あ~もうこんな季節か~”って(笑)。『冬のソナタ』の気分で歌いました。
――CMの注目ポイントは?
キー設定ですかね。最初もうちょっとキーが高くて、テンションも高めのガイドだったんですけど、「自分のテンションで(やらせてください)」って、下げてもらったので、みんなもお家で口ずさめるテンションになったと思います。
――声のお仕事がやりたかったとお聞きしました。
昔からファンの人に「声の仕事やってほしい」と言われることが多かったんですけど、ほとんど機会がなかったのでうれしかったです。
――特徴でもある“声”を生かしたかった?
声を変えてやるパターンもある中で「変えなくて大丈夫」って言われたので、自分の地声でできて良かったです。
――TVerはご利用になっていますか?
自分の出た番組をチェックできないときなどに、ちょくちょく使っています。この間までやっていた『あのちゃんねる』も毎回TVerで見ていました。
――どんなところに魅力を感じていますか?
どこでも見られるじゃないですか。移動中、移動先でも見られるのがとてもいいなって思います。
――自分の好きな番組をリスト化できる「マイリスト」にはどんな番組を入れていらっしゃいますか?
『ハートネットTV』(Eテレ)や、最近では『闇芝居』(テレビ東京ほか)も入れています。『闇芝居』は怖いから見たくないのに見ちゃうんです。全然見たくないんですけど、マイリストのボタンを押しちゃったから(リストに)いっぱい出てきちゃって……(笑)。昨日も恐怖を感じながら(視聴して)寝ました。
――出演された『ラヴィット!』×『水曜日のダウンタウン』回がネットで話題となりました。
ボクの関わっているスタイリストさん、メイクさんにもその話をされるくらい反響が大きかったです。あと、楽屋にいると「(番組内で発言した)ほぐした赤ラーク」って言われるんですよ。「ウィ」って反応して終わるんですけど(笑)、本当いろいろな人が見ているんだなって思いました。
――生放送で芸人さんの回答を伝えなければなりませんでした。プレッシャーもあったのでは?
遠隔ですごい人たちから答えがきていたので、“失敗できない”というプレッシャーはあったんですけど、それよりも楽しかったので、あまり緊張感もなかったです。
――モニタリングルームにいる千原ジュニアさんからフォローがあったそうですね。
こっち(生放送のスタジオ)は凍りついていたし(笑)、(レギュラーの)見取り図の盛山(晋太郎)さんがすごい顔してたから、“大丈夫かな”と思っていたんですけど、ジュニアさんが「こっちは爆笑だから大丈夫」って言ってくれて……“じゃあいいや”って。すごく助けてもらいました。