俳優のオダギリジョーが出演する、新日本製薬・BODY AURAの新CM「オーラ切れてない?」編が、15日より放送される。
新CMでは、オダギリ演じるサラリーマンが活力が切れてしまったことから、会議で話を聞いてもらえなかったり、オーラがなさすぎて誰にも気づかれず目の前で後輩がいちゃつき始めてしまったりと散々な目に遭う。
オダギリはブラウンのスーツで“大人の男性”オーラをまとって登場したが、撮影に入ると一転。オーラを消して、活力の切れた演技を何パターンも演じ分けた。また、「もう少しぼーっとしたほうがいいですか? リアクションが早いと活力があるように見えますよね」「寝ている、というのが意味合いとして合っているかですよね」とシーンごとに監督と細かく確認しながら、撮影は進行。エレベーターのシーンでは、オダギリの驚きと困惑の表情や活力の切れた哀愁漂う演技に、監督も「最高です!」と絶賛していた。
■オダギリジョー インタビュー
――撮影を終えての感想をお聞かせください。
楽しかったです。なかなか、オーラが切れている、活力がない、そういうCMのキャラクターってあまりないと思います。最初に絵コンテを見たときにそこが面白くて、演じてみたいと思いました。普通のCMだとむしろ、もっと元気にとか、もっと楽しそうにみたいなことをお願いされそうですけど、今回はいかにオーラが切れているか、ということを監督とも話したりしました。どうするのがオーラが切れているように見えるのか、ということは表現としていろいろな可能性があるじゃないですか。やる気がないことなのか、集中力が切れていることなのか、眠いことなのかとか。いろいろな表現の方向がある中でどれが一番求められているのかということを、何パターンが試して撮影してみました。
――集中力が切れてしまったなぁと感じるのはどんなときですか?
芝居は結構集中力が必要なので、切れたら終わりというところがあります。切れることもあります、多々あってはいけないんですけど(笑)。
――活力や集中力の維持や取り戻すためにされていることはありますか?
気持ちを入れ替えるくらしかないですね、ちょっとふらふら(と歩いたり)するとか。
――自分自身を高めるために、普段から行っていること(習慣にしていること)は ありますか?
何か物事に対して、一つの側面だけでは考えないようにしています。いろいろな角度から捉えようとしていて、それが何かをつくるときでも可能性を広げてくれるので。もともと僕は理系なんですよ。数学が一番得意だったので、一つの答えをどう導くか、いろんな道を行くのが得意なんです。そういう性質というか、性格なのかもしれないですけど、一つの考え方に捉われないで、いろいろな考え方をするようにしています。
――働き世代、子育て世代と言われる世代として、ご自身の健康や体調管理で気を付けていることはありますか?
最近、あまり食べ過ぎないようにしています。食べ過ぎて結局よかったことがなくて、40歳を越えてようやく気が付きました。そのくらいですかね、他には本当に何もしていないです。
――「この人オーラがすごい」と感じた、活力があふれていた人物を教えてください。
活力という意味では、お会いしたことはないのですが、松岡修造さんでなんでしょうね。あのパワーは驚きますよね、日本の宝だと思っています。お会いしたことはないんですけど。
――オダギリさんの身近な方では?
ウチの事務所の社長が結構パワフルで、親の世代なんですけど。今でもパワフルなので昔からきっとすごいパワーだったんだと思うんですけど、パワーがありすぎるのか、内緒話ができないんですね。すべて聞こえます(笑)。
――視聴者にメッセージをお願いします。
みなさんこんにちは、オダギリジョーです。僕が出演するBODY AURAの新CMがスタートます。オーラが切れてしまったちょっと残念なビジネスマンが登場するユニークなCMになっています。みなさん、オーラをチャージして、今日も1日頑張りましょう。