謎解きクリエイターの松丸亮吾が8日、都内で行われた「LINE NEWS AWARDS 2021」の表彰式に出席。2021年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同アワードでクリエイター部門を受賞した。
トロフィーを受け取った松丸は、「自分が受賞するってなったときは信じられなくて。クリエイターとしていろんなものを作ることと広めることに躍進した1年だったので、それが結果となってよかったなと思います」と喜んだ。
そして、「街を歩いていると“謎解き”という文字が見かけられるようになったのが相当うれしい。『謎解きを作っている』と言っても、『それってなんのこと? クイズとどう違うの?』と言われることが多かったので、日本全体で謎解きクリエイターが増えていることはとてもうれしいです」と話し、「謎解きを文化にするというのが僕の夢なんですが、その夢に向けて確実に一歩進んだ年になったかなと思います」と手応えを語った。
今年、Hey! Say! JUMPの有岡大貴とタッグを組み、「演劇」と「謎解き」を掛け合わせた観客参加型の謎解き演劇、ナゾドキシアター『アシタを忘れないで』も上演した松丸。「参加者の方から『舞台を見ているだけじゃなくて、自分が舞台の中に入ったような没入感のある体験だった』というお話を聞いたときに、謎解きが持つ価値って、ひらめきだけではなく、体験そのものにあるのかもしれないと気づいた」と述べ、「有岡くんとの化学反応は僕の一番の今年の発見だったかもしれないです。人と一緒に考えるとこんな面白いものができるんだという、クリエイターとしての原点に立ち返れたような気がします」と目を輝かせた。
来年に向けての意気込みも。「今年仲良くなったいろんなクリエイターや活躍されているタレントさんと一緒に僕だからできること、僕だから生み出せる新しい価値を、タレントさんが持つパワーと一緒に作っていけたらと思っています。コラボの一年にしたい」と力を込めた。