帝国ホテル 東京は、2021年2月より新規事業として開始したサービスアパートメントを、タワー館の全客室349室に拡張し販売開始する。予約開始は12月27日、入居期間は2022年2月12日~2023年3月31日。

「帝国ホテル サービスアパートメント」は、専属サービスアテンダントによるサービスなどをベースに、日々の生活に必要な食事や洗濯などはサブスクリプション方式で提供するなど、ホテルならではのサービスや設備を活用して都心における新しい住まい方を提案する新規事業。販売初日に3フロア99室が即日完売になるなど大きな反響があったという。

今回は同ホテルのタワー館全客室をサービスアパートメントとして拡張し2023年3月末日まで販売する。既存の5フロア165室に加え、さらに7フロアを増床、184室の追加となり、タワー館の全客室フロアにあたる20階から31階の12フロア349室が販売対象となる。

拡張販売するにあたり、「レギュラーフロア」「ハイフロア」「ペントハウスフロア」「レジデンシャルフロア」の4つのカテゴリーにフロアを区分。部屋タイプに関しては、従来の「スタジオ(約30平方m)」「プレミアスタジオ(49.9平方m)」「コネクティングスタジオ(34.0+35.6平方m)」に加え、72.4~105平方mのスイートタイプが計18室追加される。

20階を除く各フロアには、洗濯乾燥機、電子レンジなどを自由に利用できる共同利用スペースの「コミュニティルーム」を引き続き設置し、朝食用のパンを無料で提供する。さらに「ペントハウスフロア」と「ハイフロア」にはコーヒーマシンと製氷機を導入した。サブスクリプション方式の入居者専用の食事のルームサービスとランドリーサービスも引き続きオプションで提供する。