ソースネクストは、「47 都道府県別 年賀状についての実態調査」を11月に実施し、その結果を12月8日発表した。調査は全都道府県の10代~90代の男女を2,350名を対象にWEBアンケートを行った。
はじめに、直近3年以内に年賀状を出したかどうかを尋ねたところ、66%が年賀状を出したと回答した。年代別に見ると、年賀状を出しているのは60代の20.4%が最も多く、40代~60代が全体の58%を占める結果となった。
都道府県別に出している人の割合をみると、徳島県・長崎県の8割が「年賀状を出している」と回答し、全国で最多となった。一方、最下位は沖縄県で42%という結果に。
次に年賀状をもらっているかどうかを尋ねると、1位は「島根県(96%)」、次いで「東京都(94%)」と「兵庫県(94%)」が同率2位となった。
島根県および4位にランクインしている「奈良県(92%)」は、年賀状を出している割合が多く、県内でさかんに年賀状のやりとりが行われているのではと考察している。
そこで、どんなデザインの年賀状を出したいか調査をすると、「非常に明るくてにぎやかなデザイン」または「どちらかというと明るくて賑やかなデザイン」と明るいデザインを最も希望したのは山口県だった。
一方、「非常にシンプルで地味なデザイン」または「どちらかというとシンプルで地味なデザイン」と回答した人が最も多かったのは新潟県という結果に。
次に、自分が出している年賀状デザインを尋ねると、既成デザインを使わず完全オリジナルで年賀状を作成する人が最も多いのは兵庫県と判明。
一方、既成デザインに手を加えずにそのまま利用する人が多いのは徳島県だった。徳島県は年賀状を出している人が最も多い県だが、67.5%が既成デザインに手を加えずにそのまま利用しているという。
また年賀状に写真を使用するかどうかを調査したところ、写真の使用割合の最多は石川県で、2人に1人が写真を使っていた。一方、写真を使う人が最も少ないのは香川県でわずか13.3%だった。