アイドルグループ・Snow Manの渡辺翔太が、フジテレビのバラエティ番組『擬人化バラエティ ヒトなら』(8日24:40~、15日24:25~ ※関東ローカル)で、ルーズソックスに扮する。
この番組は、2021年の気になるニュースやヒット商品などが、“もし、ヒトなら?”と考え、オリジナルストーリーでドラマ化。スタッフの取材に基づく、あまり知られていない裏側や、話題になるまでの道のりが描かれる。
まずは、「なぜ今、ルーズソックスのブームが再燃しているのか?」を「銀行員ドラマ」で擬人化する。JK靴下銀行の顧客獲得に向けまい進する営業部に配属された新人が、渡辺扮する“ルーズソックス”だ。先輩の紺ハイソックス(ジェラードン・かみちぃ)たちに「あんなだらしのないやつ、どうせ仕事できないだろ」とからかわれながらも奮闘するルーズソックスが、ある日「でっかい夢がある」と語る“コギャル産業”に出会う。そこから快進撃が続き、女子高校生ひとりが10足持つといわれるほどの大ブームに。しかし時代の波と共に人気は衰え…銀行内でもしいたげられるルーズソックスに転機が訪れる。
ほかにも「2024年発行 新1万円札の世界に誇る(秘)技術」を「野球ドラマ」で、「今年大流行のスイーツ・マリトッツォの躍進」をキャバクラを舞台に擬人化。VTRを鑑賞したMCの伊藤俊介(オズワルド)と池田美優(みちょぱ)は、最初はドラマに登場する俳優陣の見え方や演技をいじっていたが、次第に「うわー! 見入ってしまった」「擬人化わかりやすい」と納得する。
演出の温井精一氏は「自分の大好きな漫画・小説。その世界でよく使われる手法“擬人化”を番組制作に使えないだろうか?会議でのそんな会話から始まったこの番組。一から自分たちでドラマの脚本を書き、撮影までやりきりました。ドラマに制作費を使いすぎて、スタジオ収録は私の自宅で行う、という前代未聞の番組です。12年目というと中堅にさしかかってまいりましたが、とにかくバットをブン回しました!!自分は今年の8月まで情報制作センターで情報番組を作ってきました。情報とバラエティーのいいところを掛け合わせた番組を作りたいと常々思っています。この番組はドラマまで掛け合わせて、そのひとつになったかなと思います。フジテレビの好きな番組のひとつが『カノッサの屈辱』でした。自分の中でこの番組は“令和のカノッサの屈辱”です。撮りたいストーリーがまだまだあります!むちゃぶりに応えていただいた俳優の皆様に本当に感謝です!!」と話している。
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