歌舞伎俳優の片岡愛之助が出演する、JCB・JCBオリジナルシリーズの新CM「JCBカード氏」編が、8日より放送される。

  • JCB・JCBオリジナルシリーズの新CMに出演した片岡愛之助

新CMでは、愛之助がクレジットカードを擬人化したキャラクター「JCBカード氏」として、カードケースから登場する。新しくなったカードの特徴を自らの体とアクションで表現する姿が印象的な内容だ。

長い役者人生の中でもクレジットカード役に初めて挑んだ愛之助は、絵コンテやテスト映像を真剣に見ながら、事前に監督とじっくり話し合い。その甲斐あってか、ファーストテイクを撮影後、監督からは「今、JCBオリジナルシリーズのキャラクターが生まれました!」と絶賛される。また、今回は大人の上質な世界観を描きたいという監督の意向でフィルムカメラを使い、カメラチームから「ロールチェンジです」という声が聞こえると、愛之助も「フィルムですか? 今どき珍しいですよ ね」と驚いた様子だった。

■片岡愛之助インタビュー
――CM撮影はいかがでしたか?

今回、JCBオリジナルシリーズ初のリニューアルに際し、TVCMでシンプルでスタイリッシュな大人のクレジットカードを演じさせていただきました。カード番号が裏面に入った安心感や便利なタッチ決済が搭載されている点など、新しいJCBオリジナルシリーズの良い点をきちんと皆様に表現できるように演じたつもりなので、その辺りを注目してもらえたらうれしく思います。

――クレジットカードの役を演じた感想をお聞かせください。

これまでさまざまな役を勤めさせていただきましたが、クレジットカードになるというのは初挑戦でしたね。カードケースやタッチ決済端末といった大きな美術の中で、自分もゴールドカードの衣装を着て、いかにカードになりきるかを考えながら撮影に挑ませていただきました。

――演じてみて、特に難しかった点は?

ついつい自分の気持ちを伝えればいいのかなと思うと、違うんですよね。あくまでも、カードから出てきたカードの自分なので、その辺りを伝えるのが非常に難しかったです。

――どんな時にJCBのカード決済を使ってみたいですか?

コーヒーとか、ちょっとした買い物でタッチ決済ができると、非常にスマートで楽で便利でいいですよね。特に急いでいる時は、タッチ決済があるとすごく便利だと思います。JCBのタッチ決済は海外でも使えると伺いましたので、海外渡航が許される状況になれば、ぜひ行って使ってみたいと思います。

――2021年はどんな年でしたか?

皆様もそうだと思いますが、コロナ禍ということでなかなか自由がきかなかったというか。私が主としている舞台のお客様も、歌舞伎座などは50%以下という、安心と安全を掲げて興行を行ってまいりましたが、幸いにして、私は25日間休むことなく勤めさせていただき、いろんなことを考えさせられた一年でした。

――今年一年を漢字一文字で表現するとしたら、どんな漢字になりますか? その一文字を選んだ理由と併せて聞かせください。

私が選んだ漢字は「生」です。この度、12月8日から12年ぶりにJCBオリジナルシリーズがリニューアルします。タッチ決済機能やカード番号が裏面化されたことによる安心感、デザインも一新されて、利便性や安全性が備わり、「生」まれ変わることから、この漢字にしました。そして、先日まで私が出演していた歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』ですが、コロナ禍によってこれまでの演出ができなくなってしまった箇所が多々ありました。ただ、その中でもよりお客様に満足してもらえる公演を模索していった中、これまでと違った感動のラストシーンが「生」まれ、作品を進化させることができました。いろいろと制限の多い世の中ですが、考え方ひとつで、新しいより良いものを生み出すきっかけとなったことも、この漢字を選んだ理由です。

――CMのコピー「いい大人は、この一枚。」にちなんで、“いい大人“についてのエピソードをお聞かせください。

私の友人で、少し先輩の方のお話ですが、仕事はもちろん全力でやりますけど、遊びも全力でやるという方で、オンとオフのスイッチがパチンと切り替わるというか。そういう姿を間近で見ていて、とても素敵だなと思ったので、私もそういう大人になりたいですね

――今後、海外を舞台に挑戦したいことはありますか?

JCBは日本で生まれた唯一の国際カードブランドということで、私も役者として日本の文化を守りながら、その良さを海外に発信していきたいですね。ぜひ映画や舞台など、地名を問わず海外で挑戦してみたいというのが、私の夢です。

――視聴者にメッセージをお願いします。

今回のCMでは、「いい大人は、この一枚。」をコンセプトに、大人のクレジットカードの魅力を発信しています。私がクレジットカードになって、タッチ決済をしてみたり、安全性を高めたデザインを表現したりと、このカードの特徴をうまく表現できていればうれしいです。ぜひ注目してご覧いただければと思います。