東急電鉄と東急は、池上線長原駅改修プロジェクト「木になるリニューアル」を12月下旬に竣工すると発表した。長原駅および東急長原駅ビルにおいて、駅舎天井や外壁、東急ストア入口の改修工事、改札外店舗の新設工事など行った。
環境に配慮し、駅舎と改札外新店舗「いなほくらぶ 長原店」に東京都多摩地区で生産された木材「多摩産材」を採用。これによりCO2約1トンを固定化し、CO2排出量を抑制できるという。
なお、12月13~23日には、長原駅と池上線沿線の4店舗から閉店までに販売しきれなかった消費期限内の食品を集荷し、長原駅構内で一般消費者向けに販売するイベント「きになるフードロス」を実施。対象店舗はドトールコーヒーショップの長原駅店・旗の台中原街道店、東急ストア長原店、サンジェルマン池上東急フードショー店となる。
各店舗からの商品運搬は、配送マッチングプラットフォーム「PickGo」の配送パートナーが電車や自転車を利用して行い、運搬時のCO2排出量削減に取り組むという。集荷した商品の販売所では、木造旧駅舎の廃材を活用した机を使用するほか、販売スタッフのエプロンは鉄道の技術服をリメイクしたものを着用する。