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【この記事のエキスパート】
バイクライター:福田 満雄

バイクライター:福田 満雄

バイク免許取得から28年、所有したバイクは20台以上。シンプルでわかりやすい文章を書くライター。複数のメディアで記事を書いています。
2020年8月時点の愛車はBMW F850GSとホンダスーパーカブ110。
一日中バイクに乗っているのが好き。過去には日帰り1,000kmツーリングや、スーパーカブ110で1日450kmツーリングなども。


バイクに乗るときに欠かせないライディングシューズ。足を怪我から守るスニーカータイプやブーツタイプなど、普段履きできるおしゃれなデザインのモデルもあります。この記事では、バイクライターの福田満雄さんと編集部が、選び方とおすすめのライディングシューズをご紹介します。

足を守るだけでなく、操作性の向上に役立つ
ライディングシューズの選び方

出典:Amazon

まずはライディングシューズの選び方をチェックしていきましょう。操作性や耐久性、デザインも含め、特徴のある多くの商品が発売されています。ですが、あまり選択肢が多いと余計選びにくくなりますよね。

選ぶポイントは下記。バイクライターの福田満雄さんのアドバイスもぜひ取り入れて、自分に合うライディングシューズを選ぶための参考にしてくださいね。

【1】シチュエーションに合わせて選ぶ
【2】ヘビーユーザーは丈夫な素材を選んで
【3】シューズ丈
【4】サイズ

では早速見ていきましょう!

【1】シチュエーションに合わせて選ぶ

週末にツーリングに出かける人、ほぼ毎日長時間乗る人、街乗り中心の人など、バイクに乗る状況はさまざま。実際にバイクに乗って、どんな過ごし方をするのかを考えながら、それぞれのニーズに合ったライディングシューズを選びましょう。

なお、ソールが厚めだと足つきが良くなる一方、ギアチェンジしにくくなるので、バイクに慣れてきたら履くことをおすすめします。お気に入りの1足がみつかれば、バイクに乗っている時間がさらに楽しくなりそうですね。

街乗り用ならカジュアルなデザインがおすすめ

出典:Amazon

街乗り中心の人は、ふだん使いもできるカジュアルなデザインがおすすめ。レースアップのものやおしゃれな配色など、一般的なスニーカーやショートブーツにも見えるものが多く販売されています。

ふだんのファッションに合わせやすいシューズを選べば、バイクで出かけても途中で靴を履き替えることなく、そのまま食事やショッピングを楽しめます。着脱のしやすいライディングシューズも多いので、飲食店などで靴を脱ぐ際もストレスなく対応できるでしょう。

ツーリング用は機能性重視

出典:Amazon

長時間バイクに乗るときは、操作性と機能性を重視。ハイカットタイプなど、足をカバーする面積が広く、つま先や足首、踵などにプロテクトパーツがついているものを選んでください。

また、途中で雨が降り出すことも考えられます。防水加工に加えて、靴のなかの湿気を逃がす構造になっているものがおすすめ。また、冬場のツーリングは足先がかなり冷えます。防寒性のある商品を選ぶといいでしょう。

【2】ヘビーユーザーは丈夫な素材を選んで

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ほぼ毎日バイクに乗る人や長距離のツーリングに出かける人にとっては、耐久性も重要なポイント。特に、ソールやシフトチェンジをするつま先部分は摩耗しやすいので、丈夫な素材で作られているか確認してから購入しましょう。

ライディングシューズ(ブーツ)には、シフトパッドがついているものが多いですが、内部にプロテクターをセットしている商品もあります。デザイン性も考えて、好みのものを選びましょう。

【3】シューズ丈も選び方の大事なポイント

ライディングシューズを選ぶうえで、最初のポイントになるのがシューズ丈。バイクに乗る頻度や目的、走行距離、また季節によっても変わります。操作性やファッション性、バイクを利用するシーンも考えて、自分に合う1足を選んでください。

ここでは、スニーカーとあまり見た目が変わらないショート丈、足首までカバーされたミドル丈、ふくらはぎまであるロング丈と3パターンに分けてご紹介します。

ふだん着に合わせやすいカジュアルなショート丈

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スニーカーとあまり見た目が変わらないショート丈。スポーティーで動きやすく、カジュアルなファッションともよく合います。デザインもサイズも豊富で選択肢が多いのもポイント。バイクに乗らないときでも履きたくなるようなものも多く、人気があります。

ファッション性だけでなく、シフトパッドやソール部分など、バイクを操作するための機能性ももちろん装備。街乗りがメインの人は、選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

足首を守り、ファッション性もあるミドル丈

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くるぶしまであるミドル丈は、ショートブーツのようなファッション性のあるアイテム。少しごつい感じがおしゃれな雰囲気を作り出します。

ジッパーを採用しているものも多く、脱ぎ履きもらく。また、足首まで守られているので、捻挫の防止につながります。街乗りにも週末ツーリングにも使えるので、1足持っておくと便利ですよ。

長時間のツーリングの日はロング丈

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すねやふくらはぎまでカバーできるロング丈。無防備になりがちな足を怪我から守ります。着脱しにくいイメージがあるかもしれませんが、マジックテープやファスナーで開口部が広く空き、脱ぎ履きしやすいものも。また、シンプルなデザインもあり、選びやすい商品が増えています。

長時間のツーリングに出かけるとき、そして寒い時期には防寒の点でもロング丈を選びましょう。

【4】サイズ選びは慎重に

出典:Amazon

ライディングシューズは、一般的なスニーカーなどとは少しサイズ感が異なります。デザインやメーカーによっても差はありますが、ふだん履いているサイズよりも0.5cm大きめのものを選ぶといいようです。

また、冬は靴下も厚くなるので、寒い時期に履くシューズは1cm大きくでもいいかもしれません。ただ、大きすぎると、プロテクター位置がずれて正しく機能しなかったり、ギアを変速しにくかったりするので注意して選びましょう。

デザインによっては、幅や甲の高さできつく感じることもあります。メーカーの説明文やレビューを参考に選びましょう。

エキスパートからのアドバイス
バイクに乗る時間と歩く時間の比率でシューズ選びを

【エキスパートのコメント】

ライディングシューズは、バイクに快適に乗ることを重視すると、街なかで長時間歩くのに適さない傾向があります。ですから、メインの用途でバイクに乗る時間が長いのか、歩く時間が長いのかを選ぶポイントにしてみましょう。バイクに乗る時間が長いなら防御力重視のブーツタイプを、歩く時間が長いなら、歩きやすさ重視のカジュアルシューズタイプを選ぶ、という具合です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)