ロードムービーは旅の途中で起こるさまざまなできごとを描いた映画のことで、邦画・洋画ともに人気がある映画ジャンルのひとつです。
仲のよい友人同士でも、旅行中ずっと一緒の空間にいると、けんかになったりするもの。それが気のあわない2人だったり、なりゆきで同道する知らない人同士だったりすれば、なおさらです。複数の人間が同じ空間を長い時間共有していると、そこに事件が起こり、ドラマが生まれるものなのです。
この記事では、マイナビニュース会員の男女512名へのアンケート調査の結果をもとに、おすすめのロードムービーをランキング形式で紹介します。
おすすめのロードムービーランキング
あなたが視聴して他人におすすめしたいと思ったロードムービーはありますか?
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マイナビニュース会員への調査の結果、おすすめしたいロードムービーがある人は半数弱という結果になりました。さらに、最もよかったロードムービーを教えてもらったところ、ランキングは以下のようになりました。
1位『スタンド・バイ・ミー』(1986年公開/26.2%)
2位『オズの魔法使』(1939年公開/8.4%)
2位『レインマン』(1988年公開/8.4%)
4位『イージー・ライダー』(1969年公開/7.1%)
5位『80日間世界一周』(1956年公開/5.3%)
6位『俺たちに明日はない』(1967年公開/4.9%)
7位『菊次郎の夏』(1999年公開/4%)
8位『グリーンブック』(2018年公開/3.6%)
9位『ペーパー・ムーン』(1973年公開/2.7%)
9位『テルマ&ルイーズ』(1991年公開/2.7%)
11位『パーフェクト ワールド』(1993年公開/2.2%)
11位『バグダッド・カフェ』(1987年公開/2.2%)
11位『道』(1954年公開/2.2%)
11位『運び屋』(2018年公開/2.2%)
15位『パリ、テキサス』(1984年公開/1.8%)
16位『リトル・ミス・サンシャイン』(2006年公開/1.3%)
16位『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007年公開/1.3%)
16位『旅のおわり世界のはじまり』(2019年公開/1.3%)
16位『百万円と苦虫女』(2008年公開/1.3%)
16位『LOGAN/ローガン』(2017年公開/1.3%)
続いて、これらの作品をよかったと感じた理由を、作品ごとに紹介していきます。
1位『スタンド・バイ・ミー』
オレゴン州の小さな町・キャッスルロックに住む4人の少年が、町から30km離れた場所に列車の轢死体が放置されているという噂を聞いて死体探しの旅に出る……。スティーブン・キングの短編小説を、ロブ・ライナー監督が映画化。少年時代の友情と絆とを描いた80年代屈指の名作。
出演/ウィル・ウィートン、リバー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル
監督/ロブ・ライナー
公開年/1986年
・「幼い頃の青春を思い出させてくれる」(38歳男性/教育/専門サービス関連)
・「青年の成長する姿に共感したため」(50歳男性/流通・チェーンストア/IT関連技術職)
・「幼い頃の冒険にわくわくさせられる」(56歳男性/サービス/IT関連技術職)
・「少年たちの揺れ動く葛藤が伝わってきてよかった」(43歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「若者の体験がつまったいい映画だから」(30歳男性/インターネット関連/IT関連技術職)
・「音楽がよかったと思います」(58歳男性/その他/事務・企画・経営関連)
・「子どもの頃に戻った気分になれるから」(42歳男性/建設・土木/営業関連)
2位『オズの魔法使』
小説「オズの魔法使い」を実写映画化した1939年のミュージカル映画。魔法の国オズに迷い込んでしまった少女ドロシーは、案山子、ブリキ男、ライオンとともに黄色いレンガの道をたどる旅に出る……。ジュディ・ガーランドが劇中で歌う「虹の彼方に(Over the Rainbow)」はアカデミー歌曲賞を受賞した。
出演/ジュディ・ガーランド、レイ・ボルジャー、バート・ラー、フランク・モーガン
監督/ビクター・フレミング
公開年/1939年
・「ファンタジーとしてもとても面白いから」(36歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「ストーリーと音楽がよかった」(73歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「子どもの頃に見て印象的な映画だったから」(53歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「子どもから大人まで気軽に、家族で見られます」(68歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「大人になっても楽しめる作品」(43歳男性/ドラッグストア・調剤薬局/販売・サービス関連)
・「心温まる作品だから」(41歳男性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
2位『レインマン』
勘当されていた父の訃報を聞いてロサンゼルスから故郷に戻ったチャーリーは、父の遺産が自閉症の兄・レイモンドにわたると知る。チャーリーはレイモンドを施設から連れ出し、ロスへと向かうが……。アカデミー賞主演男優賞を受賞したダスティン・ホフマンの演技と、トム・クルーズのコンビネーションが光る一作。
監督/バリー・レビンソン
公開年/1988年
・「古い作品ですが学生時代に見て、自分らしく生きることを考えさせられた映画です」(49歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
・「とにかく感動しました」(60歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ダスティン・ホフマンとトム・クルーズの共演がとてもよかった」(55歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「兄弟愛に感動したのでおすすめ」(68歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「主演2人の演技が素晴らしい」(58歳女性/その他/その他・専業主婦等)
4位『イージー・ライダー』
1960年代のアメリカを舞台に、ドラッグ密輸で大金を手にした2人の若者がオートバイで旅をする姿を描いたアメリカン・ニュー・シネマの代表作。自由と平和を求めて出発した主人公たちは、旅の途中で偏見や恐怖、憎しみに直面することに……。
出演/ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン、アントニア・メンドーサ
監督/デニス・ホッパー
公開年/1969年
・「自分の年代のシーンにかぶる。ラストに衝撃を受けた」(65歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「ハーレー好きのバイブル」(48歳男性/精密機器/メカトロ関連技術職)
・「古い映画だけどハーレーがとても格好いい」(64歳男性/その他/クリエイティブ関連)
・「次々と起こる展開が映画に釘付けにさせて飽きさせないからです。もちろん主人公の演技もとてもよかったです」(52歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
5位『80日間世界一周』
時は1872年、飛行機もない時代。英国紳士のフォッグは社交クラブの仲間と、80日間で世界一周できるか賭けをする。2万ポンドを賭けた彼は従者とともにロンドンを出発。気球・鉄道・蒸気船を駆使して世界をめぐる……。ジュール・ヴェルヌの小説を映画化した一作。
出演/デビッド・ニーブン、カンティンフラス、シャーリー・マクレーン、ロバート・ニュートン
監督マイケル・アンダーソン
公開年/1956年
・「次の旅先でのできごとを想像してわくわくした気分になる」(63歳男性/電力・ガス・エネルギー/販売・サービス関連)
・「ロマンのあるストーリーだから」(33歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「世界の美しい風景が楽しめて、旅行気分が味わえます」(44歳男性/食品/その他・専業主婦等)
・「庶民には、なかなか程遠い夢の世界一周を映像のなかだけでも味わえて、世界の景色・生活空間が楽しめる」(72歳男性/その他/その他・専業主婦等)
6位『俺たちに明日はない』
1930年代、大恐慌時代のアメリカに実在した強盗カップル、ボニーとクライドが各地を移動しながら犯罪を繰り返すさまを描いたアメリカン・ニュー・シネマ。ボニーとクライドの破天荒な生きざまが、当時の人々の心をとらえ、高い評価を受けた。
出演/ウォーレン・ベイティ、フェイ・ダナウェイ、ジーン・ハックマン、エステル・パーソンズ
監督/アーサー・ペン
公開年/1967年
・「古典映画だが不朽の名作だから」(28歳女性/専門店/販売・サービス関連)
・「若者の生活をつづった現代とは違う時代の映画で、ストーリーもとても見応えがあった」(73歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ラストがすさまじいから」(51歳女性/その他/クリエイティブ関連)
7位『菊次郎の夏』
小学生と不良中年男の夏休みを描いた北野武監督のロードムービー。祖母と暮らす小学3年生の正男は、近所に住む無職の中年男・菊次郎とともに、遠くの町に住む母を探す旅に出る……。バイオレンス描写で有名な北野作品らしからぬ、あたたかなヒューマンドラマ。
出演/ビートたけし、関口雄介、岸本加世子、吉行和子
監督/北野武
公開年/1999年
・「内容に独特の雰囲気があり、感動した」(48歳男性/コンピューター機器/メカトロ関連技術職)
・「菊次郎の職業が自分の親の職業と同じことから、とても親近感を持ったことを覚えています」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)
8位『グリーンブック』
1960年代のアメリカ南部を舞台に、実在の黒人ジャズピアニスト、ドン・シャーリーとイタリア系白人運転手・トニーの旅を描いたロードムービー。人種や生活習慣のまったく異なる2人が旅を続けながら、友情を深めていく。第91回アカデミー賞にて作品賞など3部門を受賞。
出演/ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリニ、ディミテル・D・マリノフ
監督/ピーター・ファレリー
公開年/2018年
・「人生において、何が幸せなのか深く考えさせられた作品でした」(50歳女性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「大人の男の友情に感動しました」(45歳男性/通信関連/営業関連)
・「偏見や差別と友情を織り交ぜていて見応えがある」(41歳男性/官公庁/公共サービス関連)
9位『ペーパー・ムーン』
詐欺師の男・モーゼと母を亡くした9歳の少女・アディの旅を描いたロードムービー。聖書を売りつけて小金を稼ぐモーゼと、機転をきかせて彼の相棒を務めるアディは、だんだんと絆を深めていく。アディを演じたテイタム・オニールは、この作品でアカデミー賞助演女優賞を最年少で受賞した。
出演/ライアン・オニール、テイタム・オニール、マデリーン・カーン、ジョン・ヒラーマン
監督/ピーター・ボグダノビッチ
公開年/1973年
・「あえてモノクロで撮って大恐慌時代のアメリカの雰囲気を再現したピーター・ボグダノビッチ監督のセンスと、子役のテイタム・オニールの演技に脱帽」(63歳男性/その他/その他・専業主婦等)
9位『テルマ&ルイーズ』
平凡な主婦のテルマと、友人でウェイトレスをしているルイーズ、女性2人の冒険を描いたリドリー・スコット監督作。週末のドライブ旅行中、テルマが男に襲われ、ルイーズがその男を射殺してしまう。2人はそのまま逃避行することに……。
出演/スーザン・サランドン、ジーナ・デイビス、ハーベイ・カイテル、マイケル・マドセン
監督/リドリー・スコット
公開年/1991年
・「今でいうジェンダーのテーマにも触れられており、抑圧されてきた女性が解放されていく姿が悲しくもすがすがしい」(52歳女性/官公庁/公共サービス関連)
・「2人の女性の友情が素晴らしい。また、ブラッド・ピットが美しくおすすめです」(58歳女性/その他/その他・専業主婦等)
11位『パーフェクト ワールド』
アラバマ刑務所から脱走した脱獄犯ブッチと、彼の人質になった8歳の少年フィリップ、2人のアラスカを目指す旅を描いたクリント・イーストウッド監督作。フィリップが年頃の楽しみを与えられていないことを知ったブッチは、フィリップの希望を少しずつ実現させ、フィリップはブッチを父親のように思い始める……。
出演/クリント・イーストウッド、ケビン・コスナー、ローラ・ダーン、T・J・ローサー
監督/クリント・イーストウッド
公開年/1993年
・「ケビン・コスナーの演技がよかった。ストーリーもよかった」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)
11位『バグダッド・カフェ』
アメリカのモハヴェ砂漠にあるさびれたモーテル「バグダッド・カフェ」にやってきたドイツ人女性・ジャスミン。モーテルにいついた彼女は、やがてカフェでマジックを披露するようになり、人気者になっていく……。ジェヴェッタ・スティールが歌うテーマ曲「コーリング・ユー」も大ヒットした。
出演/マリアンネ・ゼーゲブレヒト、CCH・パウンダー、ジャック・パランス、クリスティーネ・カウフマン
監督/パーシー・アドロン
公開年/1987年
・「日常の風景と非日常のできごとが面白く、見終わった後前向きになれる」(43歳女性/流通・チェーンストア/事務・企画・経営関連)
11位『道』
力自慢の大道芸人・ザンパノは、知的障害を持つ女性・ジェルソミーナを買いとり、道化の格好でアシスタントをさせることに。2人で芸をしながら旅まわりをしていたが、ザンパノはやがて彼女を捨ててしまう……。イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作。
出演/ジュリエッタ・マシーナ、アンソニー・クイン、リチャード・ベースハート
監督/フェデリコ・フェリーニ
公開年/1954年
・「悲しく感動するストーリーでした。ジュリエッタ・マシーナの演技が素晴らしい」(57歳男性/その他/その他・専業主婦等)
11位『運び屋』
著名な園芸家でもある老人が、長年にわたり麻薬の運び屋をしていたという実話をもとに、クリント・イーストウッド監督が自らの主演で孤独な老人の姿を描く。仕事にかまけ家族との関係を顧みてこなかった老人は、麻薬取締局に追われながら、家族との関係を修復しようとするが……。
出演/クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ
監督/クリント・イーストウッド
公開年/2018年
・「スリルとアクションが最高に面白い。終盤は緊張する」(37歳男性/農林・水産/建築・土木関連技術職)
15位『パリ、テキサス』
テキサス州の町パリを求め、砂漠をさまよう男トラビス。トラビスは4年ぶりにかつて置き去りにした息子のハンターと再会。ハンターの母・ジェーンを探すため、トラビスとハンターは再びテキサスへ旅立つ……。ドイツ出身のヴィム・ヴェンダース監督がアメリカの地で放浪する男を描くロードムービー。第37回カンヌ国際映画祭にて最高賞であるパルムドールを受賞した。
出演/ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー、ディーン・ストックウェル、オーロール・クレマン
監督/ヴィム・ヴェンダース
公開年/1984年
・「アメリカを横断することになった1人の年配男性の悲哀や哀愁をとおして人生を学ぶことができるから」(38歳男性/フードビジネス/その他・専業主婦等)
16位『リトル・ミス・サンシャイン』
アリゾナの田舎町に暮らす問題だらけのフーヴァー家。ある日、フーヴァー家の7歳の娘・オリーブが念願の美少女コンテストで地区代表に選ばれた。一家は旅費を節約するため、黄色いワゴン車に乗ってアリゾナからコンテストの開催地であるカリフォルニアへ向かう……。ドライブ旅行を通じて、崩壊寸前だった家族が再生する様子を描いたハートフルなロードムービー。
出演/アビゲイル・ブレスリン、グレッグ・キニア、ポール・ダノ、アラン・アーキン
監督/ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
公開年/2006年
・「子どもの気持ちを思い出させてくれた」(41歳女性/その他/その他・専業主婦等)
16位『イントゥ・ザ・ワイルド』
実話に基づくジョン・クラカワーのベストセラー・ノンフィクション「荒野へ」を映画化。恵まれた環境で育ちながらもどこか満たされずにいた青年が、ヒッチハイクでアメリカを縦断し、アラスカの荒野にたった1人で分け行っていく……。俳優のショーン・ペンが製作・監督・脚本を務めた。
出演/エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン
監督/ショーン・ペン
公開年/2007年
・「単にいい作品というだけでなく、ラストが衝撃的で忘れられない作品だったので」(40歳女性/コンピューター機器/事務・企画・経営関連)
16位『旅のおわり世界のはじまり』
黒沢清監督が、前田敦子を主演に迎えウズベキスタンで撮影した日本・ウズベキスタン合作映画。日本のテレビ番組の取材でウズベキスタンを訪れた葉子。異国の地で迷子になり、現地の人々と交流しながら、変化していく彼女の姿をウズベキスタンの美しい風景とともに描いた一作。
出演/前田敦子、染谷将太、柄本時生、アディズ・ラジャボフ
監督/黒沢清
公開年/2019年
・「とても魅力的に感じたのでこの映画を選びました」(53歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
16位『百万円と苦虫女』
百万円を貯めては、新しい街へ移り住む女性・鈴子を描くロードムービー。とある事件をきっかけに家族とも疎遠になったフリーターの鈴子。人づきあいが苦手な彼女は、百万円が貯まるごとに引っ越してすべてをリセットしていたが……。
出演/蒼井優、森山未來、ピエール瀧、竹財輝之助
監督/タナダユキ
公開年/2008年
・「出会うために別れるということが映画にあらわれていました。ハッピーエンドではないのがリアルでよかったと思います」(29歳男性/化粧品・医薬品/営業関連)
16位『LOGAN/ローガン』
ヒュー・ジャックマンのブレイクのきっかけにもなった「X-MEN」シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”ことローガンを主演にすえたスピンオフ作品。不死身の治癒能力が失われつつあるローガンが、ミュータントの少女・ローラを守るため、アメリカ縦断の旅に出る。
出演/ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ボイド・ホルブルック、スティーブン・マーチャント
監督/ジェームズ・マンゴールド
公開年/2017年
・「人生の参考になる作品だった」(49歳男性/その他/その他・専業主婦等)
おすすめのロードムービーランキングのまとめ
マイナビニュース会員に最も人におすすめしたいと思うロードムービーを聞いたところ、1位は26.2%の支持を集めた『スタンド・バイ・ミー』となりました。2位は『オズの魔法使』と『レインマン』(8.4%)、4位『イージー・ライダー』(7.1%)、5位『80日間世界一周』(5.3%)という結果です。
圧倒的1位を獲得した『スタンド・バイ・ミー』は、家庭に問題がある4人の少年が死体探しの旅に出かけるロードムービー。「青春を思い出させてくれる」「少年たちの揺れ動く葛藤が伝わってくる」などのアンケート結果が寄せられています。
2位『オズの魔法使』は、名作小説をミュージカル仕立てで描いた作品です。「子どもから大人まで気軽に見られる」など、世代を問わず楽しめることで人気を集めています。同じく2位の『レインマン』は、これまで存在すら知らなかった兄弟の交流を描く作品。「兄弟愛に感動した」などの感想があり、心温まるストーリーに共感する内容が見られました。
4位『イージー・ライダー』は、映画史に残る傑作ロードムービーです。ハーレーダビッドソンにまたがって旅をすることから「ハーレー好きのバイブル」などの感想も寄せられています。5位『80日間世界一周』は、飛行機もない時代の世界旅行を描いた作品です。「ロマンのあるストーリー」「世界の美しい風景が楽しめる」など、ストーリー性や風景の美しさで人気を集めました。
美しい風景や、異なる文化のなかで暮らす人との交流によって生まれるドラマを楽しめるロードムービーには、古くから名作もたくさん。気になる作品があれば、ぜひその目で味わってみてください。
アンケート内容 | おすすめのロードムービーについて |
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調査時期 | 2021年9月4日 |
調査対象 | マイナビニュース会員 |
調査数 | 男女合計512人(男性: 379人、女性: 133人) |
調査方法 | インターネットログイン式アンケート |