アトムテックは12月6日、シリーズで初めて電動式の水平&垂直首振り機能を搭載した小型軽量ネットワークカメラ「ATOM Cam Swing」を発表した。動く対象をAIで自動追跡する。価格は4,280円だが、発売キャンペーンとして初期出荷分5,000台を3,980円で販売する。発売日は12月7日。
ATOM Cam Swingは、上段に「ATOM Cam 2」とほぼ同等のキューブ型カメラユニットを搭載し、下段に上段カメラと同形状のキューブ台座を使ったネットワークカメラ。カメラ部は、水平360度の首振り / 垂直180度の電動回転機構を備え、死角のないモニタリングが行える。どんな角度の場所へも3秒以内でカメラ位置を移動できるなど、動作速度も高速だ。
通信機能はIEEE802.11b/g/n無線LAN(2.4GHzのみ)に対応し、専用アプリをスマートフォンにインストールすることで各種設定や操作が行える。撮影解像度は1,920×1,080ドットで、内蔵のスピーカーとマイクを使っての音声通話も可能。IP65準拠の防塵/防水性能を備えるので、屋外へも設置できる。
撮影モードは、動体検知した対象をエッジAIで捕捉し、多方向にカメラを回転させて追跡する「自動追跡」モード、設定した4つのポイントを10秒ごとに巡回して監視する「クルーズ」モードを備える。「プライバシー」モードでは、カメラが真下を向いてスリープへと移行。モードを選択しない場合は、マニュアルでのカメラ操作も可能だ。
記録メディアはmicroSDメモリーカードを使用する。動体検知時に12秒間の映像をクラウドストレージに自動保存するサービスにも対応する。有料サービスとして、時間無制限で録画データを14日間保存するサービスも500円/台で利用できる。本体サイズはW53×D53×H122.5mm、重さは254g。