今シーズン限りで現役を引退した埼玉西武ライオンズの松坂大輔氏と、松坂氏のルーキー時代に同チームの監督を務めた東尾修氏による文化放送の特別番組『東尾修&松坂大輔対談~ボールに託す想い』が18日(18:00〜)、放送される。
松坂氏のプロ野球人生を振り返る同番組。聞き手は、松坂氏のデビュー戦と引退登板を実況した、文化放送・斉藤一美アナウンサーが担当する。
このたび行われた収録では、東尾氏が自身の200勝記念球を手渡した、ドラフト会議後の松坂氏との入団交渉の話題に。東尾氏は「(事前に渡そうとは)考えてなかった」と言い、「家を出るときに『そうだ、娘の部屋にボールを置いてあるから持って行こう』と。このボールを大輔がどう感じるか。(横浜)ベイスターズがいいと言っていたから、突き返されたら、ちょっとまずいなと。でも、受け取ってくれたので、二、三歩は前進したかなと感じた」と当時の心境を明かした。
それに対し、松坂氏は「ボールに何にも書いてなかったので『本物かな?』と(笑)」と冗談を交えつつ、「東尾さんがボールを託す思いを肌で感じました」と語った。
なお、後日放送予定の特別番組では、松坂氏が引退後のセカンドキャリアについても言及している。