ダスキンは12月3日、「2021年末 大掃除実施意向調査」の結果を発表した。同調査は10月1日~3日、全国の20歳以上の男女計2,080人を対象に、インターネットで実施した。
大掃除をする予定について尋ねたところ、72.1%が「する予定」と答えた。コロナ下で普段の掃除時間・頻度が増えた人の場合、85.8%が「大掃除をする予定」と回答している。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、普段の掃除時間・頻度が増えた人ほど大掃除意欲が高いことがわかった。
2021年末の大掃除の実施予定日について聞くと、大晦日直前の「12月30日」(27.6%)がもっとも多く、「12月29日」(26.6%)、「12月26日」(26.2%)が続いた。
大掃除で最もキレイにしたい場所について尋ねると、「レンジフード・換気扇」(30.3%)がもっとも多かった。2位は「窓・網戸」(12.7%)、3位は「リビング・ダイニング」(11.3%)となっている。
「レンジフード・換気扇」は同社調査で12年連続で最も苦戦した場所に挙げられる場所だという。例年上位に挙げられる「キッチン」「リビング・ダイニング」は約6%も掃除意欲が下がっている一方、1位の「レンジフード・換気扇」は昨年より10%も高かった。
コロナ下の大掃除で意識・実施したいことがあるか聞くと、84.5%が「ある」と答えた。項目ごとに見ると、全体では「より念入りに掃除するようにしたい」「こまめに換気をしたい」「除菌・抗菌・消毒できるアイテムを使いたい」が上位に挙げられている。いずれの項目もコロナ下で普段の掃除時間・頻度が増えた人ほど意向が高く、特に「除菌・抗菌・消毒できるアイテムを使いたい」は全体より11%も高かった。