キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関「Job総研」を運営するライボは、「2021年 冬ボーナス実態調査」を11月26日~30日の期間、インターネットにて実施。調査は1年以内~10年以上の勤務者かつ20~1000人以上規模の会社に所属している、全国の20~69歳男女487名の社会人を対象に行われ、その結果を12月6日に発表した。
はじめに今冬ボーナス支給有無について尋ねると、全体の72.1%が今冬ボーナス「支給あり」と回答した。
そのうち昨冬から「増加した」と回答したのが41.3%で、「減少した」が18.2%、「変わらない」が40.5%という結果に。また、昨冬と今冬の具体的なボーナス額の回答を基に集計した1人当たりの平均支給額では、昨冬72.4万円、今冬75.7万円となり昨冬ボーナス支給額より4.6%増加した。
次に今冬ボーナス支給に対して新型コロナの影響度を尋ねると、約半数の48.9%が「全く影響していない」と回答。また、今冬のボーナスについての満足度と調査すると、「満足」32.4%と「やや満足」33.1%を合算した65.5%が満足傾向にあると回答した。一方、「不満」14.4%と「やや不満」20.1%を合算した34.5%の人が不満傾向にあると答えた。
次に今冬ボーナスの使い道を調査をすると、「貯金」が66.1%と最多回答、次いで「資産運用」35.0%となった。コロナショックを経験し、現在もコロナ禍にある日本では経済的備えを意識した保守的な回答が目立ったとのこと。