ビズヒッツは12月3日、「就職活動で役立った資格に関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月7日~28日、フリーターから資格を活かして就職した経験がある男女212名(女性118名/男性94名)を対象にインターネットで行われた。
就職活動時に役立った資格を聞いたところ、「簿記」(25人)が1位に。「応募するための必須資格だった」「仕事探しで有利になれた」といった声が多かったほか、「事務職でアピールでき、反応も良かった」「未経験でも簿記の資格があるという理由で採用された」という人も。
続く2位には「医療事務」(12人)と「介護職員初任者研修」(12人)がランクイン。「医療事務」では、「応募に必須だった」「資格があると優遇された」「資格スクールで医療事務の資格を取ると、就職先を紹介してくれるシステムだったから」という声が。
また、「介護職員初任者研修」に関しても、「介護の仕事に応募するには必須だった」「必須ではないが優先的に採用されるから」といった回答が寄せられたほか、「ケアマネージャー(介護支援専門員)」や「介護職員実務者研修」の資格を挙げた人も見受けられた。
以下、同率4位「調理師免許」「MOS」(10人)、同率6位「宅建」「TOEIC」(9人)、同率8位「危険物取扱者」「介護福祉士」「フォークリフト」(7人)が上位にランクインした。
続いて「資格取得のための勉強法は?」と聞いたところ、ダントツで1位になったのは「独学」だった。「お金がない」「スクールに通う時間がない」「独学でも合格できると思った」といった理由から、「過去問を解く」「書店で参考書を購入」などして独学で学ぶ人が全体の3割を占めた。
続く2位は「資格・語学スクール」。「独学では難しいと思った」「通学することで勉強のペースを保てるから」「ハローワークの紹介で、通常より安かったから」といった声が多かったほか、「ひとりだとモチベーションが続かない」という人も。
3位には「専門学校」がランクイン。「専門学校に通わないと取得できない資格だから」「一人では勉強を進められなかった」「専門学校に通うのが早いと思った」などの声が挙がった。
以下、4位「通信講座」、5位「高校・大学で取得」と続いた。