女優の高月彩良と俳優の木村了が、2022年1月9日(21:00～)にABCテレビ・テレビ朝日系で放送されるスペシャルドラマ『必殺仕事人』に出演することが発表された。

  • 高月彩良 (C)ABCテレビ

1972年にスタートして50年目、2007年に東山紀之主演の“必殺シリーズ”として復活して以来15年目に突入する『必殺仕事人』。渡辺小五郎(東山)を筆頭に、経師屋の涼次(松岡昌宏)、リュウ(知念侑李)、花御殿のお菊(和久井映見)、瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)ら仕事人たちが、世にはびこる悪をスカッと成敗する。

最新作のヒロインに決定した高月は、ドラマ『重版出来!』『教場II』など数々の話題作に出演。久々の時代劇出演となる本作では、夜な夜な世直し活動を始める岡っ引きの明神亥ノ吉(岸優太/ King & Prince)＆絵師・才三(西畑大吾/なにわ男子)兄弟の幼なじみで、辰巳芸者の美代を演じることに。さらに美代は、陣八郎がリュウとともに始めた屋台の唯一の常連客で、陣八郎から思いを寄せられるという重要な役どころとなる。

『SNSの怖さ』をテーマに、根も葉もないうわさが生む悲劇や、無自覚に人を傷つけてしまうことの恐ろしさを描く本作で、町娘に悪さをするなど、悪行三昧の日々を送る極悪人・岸田藤十郎を演じるのは木村。世にはびこる悪事を落書きで暴露する絵師・晩来(ばんくる)、そして若者たちが権力者にへつらう奉行所を見限って結成した「世直し組」が出現するきっかけとなる悪党を演じる。

また、権力を振りかざして息子・藤十郎の悪事を隠蔽する勘定奉行・岸田重右衛門を金田明夫が演じることも決定。その岸田重右衛門に仕える用人・斎藤源太郎は羽場裕一が演じる。そのほか、亥ノ吉、才三、美代を何かと気に掛け、幼い頃から世話をしてきた団子屋の夫婦、たねを杉田かおる、吉蔵を小林隆が演じることも発表された。

さらに、亥ノ吉が率いる「世直し組」のメンバー、勘太役に須賀健太、盆山の新八役に前野朋哉、寅之助役に吉村界人、権七役に佐久本宝ら若手俳優が集結。そして、松田悟志演じる代官所手代・坂口勝之助が仕える、代官・中野市太郎役にクロちゃんが抜擢された。

■高月彩良(美代 役)

憧れの必殺シリーズに携わることができて、とても嬉しいです。長年愛されている作品の台本を手に取った時に、その重みを感じ、飛び込む勇気が必要でした。初の辰巳芸者を演じるため、所作や言葉遣いの特訓を受けて挑み、慣れない着物と一枚歯の下駄で奮闘しています。男勝りで情が深い「美代」の繊細な感情を届けられたら嬉しいです。

■木村了(岸田藤十郎 役)

昔から続く「必殺仕事人」に出演させて頂けることを光栄に思いました。昨今暗いニュースが多い中、少しでもスッキリして欲しい思いで、自分が作品の良きスパイスになればと、尽力させて頂きました。どうぞお楽しみください。