俳優の神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める映画『ホリック xxxHOLiC』(2022年4月29日)の特報が6日、公開された。
同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。
映像内では四月一日不思議な運命に足を踏み入れていく様子が描かれ、四月一日の同級生で、アヤカシを祓う者・百目鬼(松村北斗)、同じく四月一日の同級生でアヤカシに憑かれる者・ひまわり(玉城ティナ)も登場。VFXで表現された“アヤカシ”の様子や、炎の中“アヤカシ”に向かって弓を構える百目鬼、幻想的かつエキゾチックな【ミセ】のビジュアルなど、まさに、“究極の新体感ビジュアルファンタジー”の名にふさわしい、艶やかで魅惑的な映像が満載となっている。
そして追加キャストとして、願いを叶える【ミセ】の女主人・侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシ役に、独特の世界観で音楽シーンを彩り続けているアーティスト・DAOKO、同じく【ミセ】で暮らす少女・モロダシ役には、多くのファッション誌でモデルとして活躍する一方、女優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈が決定。侑子を慕い、四月一日になついていく、いつも2人で過ごす通称マル・モロを可愛らしく演じている。
本作の音楽を担当するのは、電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションなど、多岐に渡るジャンルで世界的に活躍する渋谷慶一郎。ストーリーのキーとなる”アヤカシ“のサウンドデザインをサウンドアーティストのevalaが担当し、立体音響の技術を駆使した音像が映画館を駆け抜ける。ドバイ万博でも渋谷との共演が予定されている仏教音楽・声明の演奏家、藤原栄善の声が強力にフィーチャーされるなど、多層的な展開となっている。
あわせて蜷川監督自らの撮りおろしによる2枚の写真も公開された。1枚は四月一日、侑子、マルダシ、モロダシが妖しい雰囲気漂う【ミセ】におり、もう1枚は四月一日、百目鬼、ひまわりの同級生3人組が、制服姿でクールな表情を浮かべた学校での一瞬を切り取ったものとなっている。
(C)2022映画「ホリック」製作委員会 ?CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社