NHK Eテレ(教育テレビ)にて、12月13日19時25分から『ぼくドコ (8) 電車の一生』を放送。人々を乗せて走り続ける電車の“人生”と“第二の人生”について、1990年代にヒットしたホームドラマ風の内容で紹介するという。
『ぼくドコ』は「ぼくたちこれからドコいくの?」の略で、「どんなモノにも、とっておきのドラマがある!」「モノの一生をモノ目線の着ぐるみドラマで楽しく学ぶ、歌ありダンスありダジャレありの社会科見学エンターテインメント」とのこと。ミキの昴生さん・亜生さんと山之内すずさんが出演し、モノの着ぐるみをまとって役になりきり、ドラマ風のストーリーを展開。現場の臨場感あふれる迫力映像とともに、モノに感情移入しながら楽しく社会科見学ができる内容となっている。
12月13日の放送では、出演者3人が「ひとつガレージの下」で暮らす電車3きょうだいに扮する。巨大車両工場の中で、あんちゃん(昴生さん)、チイ兄ちゃん(亜生さん)、妹すず(山之内さん)はハンマーで叩かれたり、クレーンで空中を大移動したりしながら、半年かけて1人前の電車に成長。レールにデビューした後、パンタグラフから電力を受け取って1日十数時間も走り続け、ラッシュ時には“合体”して協力する。人々を乗せて走り続けること40年、引退した3人にそれぞれ待っていた“第二の人生”にも注目。「やたら歌の上手な車掌」として徳永ゆうきさんが特別出演し、歌も披露する。
『ぼくドコ』はSDGs(持続可能な開発目標)について学び、将来の持続可能な産業発展を担うこどもたちに「モノの一生」を楽しく学んでもらう番組として放送されている。今回の放送も、電車の製造過程から二次利用まで注目することで、SDGs目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の理解につなげたいとしている。『ぼくドコ (8) 電車の一生』はNHK Eテレにて、12月13日の19時25~54分に放送予定。