テレビ朝日系スペシャルドラマ『女系家族』完結編が、きょう5日(21:00~)に放送される。
大阪・船場の老舗木綿問屋「矢島商店」の四代目当主・矢島嘉蔵が亡くなったことをきっかけに、三姉妹と愛人が莫大な遺産を奪い合う姿を描いた山崎豊子氏の『女系家族』。1963年に初めて映像化された本作が令和の世に蘇る。
当主・矢島嘉蔵の愛人である文乃を宮沢りえが、矢島家の総領娘・藤代を寺島しのぶが演じ、嘉蔵役を役所広司が務めるほか、矢島三姉妹の次女・千寿役には水川あさみ、三女・雛子役には山本美月、叔母の芳子役には渡辺えり、そして矢島家の大番頭・大野宇市役には奥田瑛二と豪華キャストが集結。
文乃のお腹に嘉蔵の子どもがいるとわかり、藤代は自らの相続分に不安を覚えて疑心暗鬼になっていく。つわりに苦しむ文乃のもとを訪れた藤代は「子どもを生むことは迷惑だ」と爆弾発言。さらには懇意にしている医師に、無理矢理文乃を診察させようとし、とうとう文乃の堪忍袋の緒が切れる。矢島家の女たちの暴挙に「恥を知りなさい、恥を!」と叫ぶ文乃。当主の子を身ごもった愛人と、娘3人の決着の行方は。