ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜うずまきナルト物語〜が4日に東京・日本青年館ホールで初日を迎え、中尾暢樹、佐藤流司、北園涼、玉城裕規がコメントを寄せた。
同作は岸本斉史による人気コミック『NARUTO』の舞台化作品。2015年に初演を迎え、演劇の枠を超えたあらゆる表現で驚きと感動を巻き起こしてきたシリーズで、2017年の「暁の調べ」から、2019年の再演を経て、約4年ぶりとなる新章が開幕する。
今作より、うずまきナルト役を中尾暢樹が演じ、新たなキャラクター、新たなキャストを迎えた新カンパニーに。物語は原作の「ペイン来襲編」「五影編」を中心として、仲間や家族を守りたいという想い、大切なものを奪われた憎しみ、それぞれの正義がぶつかる激しい戦いを描く。
中尾暢樹(うずまきナルト役)、佐藤流司(うちはサスケ役)、伊藤優衣(春野サクラ役)、君沢ユウキ(はたけカカシ役)、定本楓馬(サイ役)、泰江和明(奈良シカマル役)、星波(日向ヒナタ役)、小嶋紗里(シズネ役)、大湖せしる(綱手役)、輝馬(ペイン役)、小林由佳(小南役)、伊勢大貴(うちはマダラ役)、河合龍之介(ゼツ役)、納谷健(我愛羅役)、北村圭吾(エー役)、小柳心(キラービー役)、前田隆太朗(鬼灯水月役)、七木奏音(香燐役)、江本光輝(重吾役)、北園涼(波風ミナト役)、玉城裕規(長門役)、古田伊吹、荒田至法、細川晃弘、肥田野好美、倉知あゆかが出演、声の出演で大塚芳忠(自来也役)が登場する。
東京公演は日本青年館ホールにて12月4日〜12月13日、大阪公演はメルパルクホール大阪にて12月25日〜2022年1月2日。
うずまきナルト役:中尾暢樹 コメント
本日ようやく初日を迎えたということで、稽古期間の色々な想いや、支えられてきた色々な想いが、今日ようやく皆さんにお見せ出来ます。僕たち劇団NARUTOは、「NARUTO-ナルト-」の世界観を再現し、キャラクターの息遣いや体温をリアルに感じていただけるよう必死にやってきました。楽しんでくださったら嬉しく思います。最高のスタッフさん、メンバーの皆さん、そして最高の演出があって、このライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」の世界を作っています。世界中から愛されている「NARUTO-ナルト-」を僕たちが演じられるということで、少しでも皆さんの心に刺さるものだったり、明るくなるものだったり、そういうものがあったら嬉しいと思っております。本当にたくさんの方に観てほしいです。舞台「NARUTO-ナルト-」をどうぞ宜しくお願いします。
うちはサスケ役:佐藤流司 コメント
初演から6年の月日が流れまして、毎公演、前作を超えていく、再演を超えていくことが重要になるかと思いますが、今回の公演に関しては間違いなく過去最高傑作になると断言できる作品になっております。ぜひ期待していただければと思います。この作品には原作がございますので、内容をご存じの方も多いと思いますが、原作の通り、友情・努力・勝利という要素を大切にして作られている作品です。うずまきナルトの「諦めない」という言葉、忍道がございます。その言葉通り、諦めずここまでやってまいりました。まだまだ大変な時期が続いておりますが、ぜひ、観ていただいて、何かを感じていただいて、明日からの糧にしていただければと思います。
波風ミナト役:北園涼 コメント
今作から、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」に出演させていただきます。僕が演じる波風ミナトは、強さと優しさが魅力のキャラクターだと思います。子どものために、里のために、忍の未来のために命を懸けられるところや、多くを語らず、そして手を差し伸べすぎることなく、人を信じて託せるところが、ミナトという男の強さと優しさを表していると思っております。今までのキャストさんやスタッフさんが積み重ねてきた作品を汚すことなく、さらに今作を盛り上げていけたらと思いますので、応援よろしくお願いいたします。
長門役:玉城裕規 コメント
素晴らしいスタッフさんとキャストさんに囲まれて、今ここにいられることを幸せに思います。長門は、つらい経験をして痛みを知って、形は違えど平和を望んだどころがすごく魅力的ですし、とても人間的だなと思います。ピュアだからこそ方法を間違えたけれど、それが長門にとっての正義であり、ナルトと接して自分が諦めていたということに気づかされて、最後に人を信じて自分の意思を託せる純粋さがあります。様々な熱い思いが舞台上で溢れていますので、それを受け取ってほしいですし、見届けてほしいなと思います。そのために精一杯舞台上で生きますので、応援していただけたら嬉しく思います。
(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2021