日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)では、きょう3日に映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を放送。ハリー・ポッター役の小野賢章が、注目ポイントを語った。

  • 画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』より

――『不死鳥の騎士団』で印象に残っているシーンは?

やっぱりチョウ・チャンとのあのキスのシーンはかなり衝撃というか、かなり印象に残っていて、僕もたぶん15歳、16歳とかで、まだ初キスも経験してないような年だったので、相当ドキドキしながら見たシーンです。ここのシーンは細かく息入れたりとかしてないと思いますけど、なんかドキドキしたのを覚えてますね。

それと、初めてみんなが私服で行動しているのが印象的ですね、それまではずっと制服でローブを着て、杖もって、という感じだったので、みんなが私服で行動してるのがすごい新鮮でしたね。それで、私服で魔法を使ってっていうのが現実でもいそうだなって、そう思わせてくれるような感じが印象に残っていますね。

あとは、ダドリーも一緒に成長しているのも(笑)、これもハリー・ポッターの醍醐味ではあるかなって思いますね。現実のマグル(魔法を使えない一般の人)たちが、ちゃんと成長して悪ガキになっているっていうね(笑)。 ※ダドリー:ハリーが預けられていたダーズリー家の息子でハリーを虐めていた。

あとは何といっても、シリウスとのシーンはやっぱり衝撃です。ハリーにとっては第2のお父さんと思えるような存在で、実際の父親の記憶がないから本当のお父さんのような存在だったんだと思いますけどね。そのシリウスが…!っていうところが印象的ですね。

――もし魔法を使えたら、どの魔法を使いたいですか?

「ルーモス」(暗い場所を杖で照らす呪文)とかはすごい便利な魔法だなと思います。あと「アロホモラ」(鍵のかかったドア、窓あるいは物体を開ける呪文)。いやー、ほんと便利だなって思いますね。あとは、魔法じゃないですけど「透明マント」はマストでほしいですよね!

――ハリーと共に歩んできた20年。『ハリー・ポッター』とは小野さんにとってどんな存在ですか?

『ハリー・ポッター』は僕の中では、ずっと存在し続けるものになるかなと思います。(シリーズ全8作が)終わった後でも、やっぱり「ハリー・ポッター」ってすごいなって、いまだに思いますし、「『ハリー・ポッター』すごく好きです!」っていうのを、いまだに言われるんですよ。

本当にそんな作品をやれたことっていうのは、僕にとっては光栄なことですし、当時は『ハリー・ポッター』ってそんなに大作なんだって思わずにやってましたけど、今になって存在はどんどん大きくなってます。

当時見てた人は、すっかり大人になっているので、ここからは次のステップで、(リアルタイムで)見ていない、当時生まれていない子供たちが『ハリー・ポッター』を見て、夢をもったり、ワクワクしてもらいたいなって思いますね。

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