女優の浅川梨奈が、ABCテレビの2022年1月クール新ドラマ『ハレ婚。』(ABCテレビ毎週日曜23:55~、テレビ神奈川毎週火曜23:00~)に出演することが明らかになった。
同作は、過疎化や少子化を防ぐために取り入れられた「ハレ婚(=ハーレム婚)」という一夫多妻制度のもとで結婚生活を送る3人の妻と1人の夫のラブコメディ。2014年より青年漫画誌『ヤングマガジン』(講談社)で連載されていた、累計260万部を突破している同名漫画(NON氏、構成:手塚だい)の実写化となる。これまでに、島崎遥香が主人公の小春役を、稲葉友が3人の妻を迎え入れる伊達龍之介を、1人目の妻・ゆずを柳ゆり菜が演じることが発表されていた。
浅川が演じる物静かな性格でひときわ落ち着いた佇まい、そんな2人目の妻・まどかは、伊達家の家計を一手に任されており、龍之介のマネジメントも担当するしっかり者。その一方で、龍之介のことを絶対的に愛し、突如として3人目の妻として迎えられた小春に強烈なライバル意識を抱く。ことあるごとに小春の心をかき乱す言動を重ねるまどかだが、彼女の過去にはある“秘密”が。
浅川は2016年に『14の夜』で長編映画デビュー後、『咲Saki-』、『恋と嘘』、『胸が鳴るのは君のせい』、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』、など数々のマンガ原作の映画作品へ出演し、その原作再現度で注目を集めてきた。昨年、ABCテレビで放送したマンガ原作ドラマ『僕らは恋がヘタすぎる』でも小悪魔的な魅力を発揮。マンガ愛が強い浅川が、原作でも人気の高い超クールで嫉妬深いハレ婚妻・まどかをどう演じるのか、注目だ。
■浅川梨奈 コメント
――まずは、原作を読まれた感想をお聞かせください。
日本では無いけど、どこかの国では実在する、一夫多妻制を取り入れた作品は初めて読んだので衝撃的なおかつ刺激的でした。男性の夢が詰まりに詰まっている(笑)。ですが読めば読むほど、原作者が女性の方ならではの観点での悩みや思いがあり楽しく読みつつ、まどかを演じさせて頂くと聞いてから読ませて頂いたので感情移入しまくりで苦しくて、気づいたら泣いていました。
――まどかは、どんな人物という印象ですか?
恩義を忘れないブレない真っ直ぐで一途、龍之介の為なら命を捨てることも惜しまないような女の子。一見クールで無口でしっかりしていて冷たく見えるかも知れないけど、こういう女の子が実は一番愛が深くて意外と甘えん坊だったりツンデレだったりしてかわいいしいい子なんですよね(笑)。個人的にめちゃくちゃタイプな女の子なのでとても楽しませてもらってます。
――クールで嫉妬深い……「2人目の妻」まどかを演じるにあたって役作りされたことは?
まどかは今まで演じたどの役よりも先を先を考えながら演じないとズレが生じてしまうのではないかと思っています。ドラマは9話完結ですが原作は19巻まで出ているので原作と照らし合わせながらドラマでは描かれないセリフや表情などを常に頭に入れて、話し・動けるように意識しています。髪の毛も7センチほど切り、色味も赤くしてビジュアルも寄せられるようにしました。まどかのおかげでずっと長かった髪の毛を切ることができました。ありがとうまどか(笑)。
――ドラマ『ハレ婚。』では“一夫多妻“のフクザツで風変わりな結婚生活が描かれますが、ご自身はどのような印象をもたれましたか?
龍之介のように、一度に数人を同じように愛する事が私には難しいのですごく器用なことをしているなと思いました(笑)。個人的にまどかと似ている部分が多いので、一夫多妻制の家族で過ごしていたらめちゃくちゃ嫉妬してしまいます。
――最後に視聴者の方へのメッセージをお願いします!
プロデューサーさんが『ハレ婚。』読者だったと仰っていました。そして脚本を読んで驚きました。それほど原作にとても寄り添ったストーリーになっているので原作ファンの方々も楽しんでいただけるのではないでしょうか。全9話、それぞれの想いが交錯しながら成長していく姿を楽しんでいただけたらと思います。